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第35回 お家の買い替え!

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お家の買い替え!

家族も増えて手狭になってきたので、家を買い替えたい。
モーゲージも少なくなってきたので、一回り大きな家にアップグレードしたい。
などなど、理由は人それぞれですが、2軒目の購入ではなく、今のお家を売って、新しく家を買いたいという方もいらっしゃいます。
そんな時に必ず聞かれる質問が、「売るのが先か、買うのが先か」という事です。

マーケットの状況に応じて

答えは、簡単ではありませんが、「マーケットに応じて」というのが最も良い答えだと思います。
先に売らなければ、いくらで売れて、いくら手に入るのかはっきり分かりません。それが分からなければ、次に購入する家のバジェットも組めません。
ところが、3~6年ほど前の家の価格が毎月のように上がっていた時期に「もうこれがピークだろう」という事で、先に家を売却された方がいらっしゃいます。そして、購入する家を探している間に家の値段がどんどん上がってしまい、結局購入出来る前に家の値段が手の届かないほどに上がってしまい賃貸に逆戻りしてしまった方を知っています。この方は、まず購入したい家を先に見つけるべきでしたね。このマーケットの場合、市場に出せば売れるマーケットですから、先に見つけてSettlementを少し先に設定して、それまでに売るのが良かったのかもしれません。

今は、マーケットも落ち着いていますので、逆に先に購入したい家を見つけて購入してしまうと、Settlementまでに自分の家が売れないというリスクもあります。そうなると先に売る方が良いという事になります。

以上のような理由で、その時々で臨機応変に対策を変更する必要がありますので、信頼できる不動産屋にマーケットの状況を聞いて判断するのがよろしいかと思います。

買い替えでもローンのプリアプルーバルは必要

家の買い替えによって、ローンの追加が必要な場合もあれば、今のローンの額と同じでOKという場合もあります。
気を付けていただきたいのは、どちらの場合もローンのプリアプルーバルをとるという事です。
追加のローンが必要な場合は、皆さん先に聞いていただける事が多いのですが、追加が不要な場合、自己判断で大丈夫だろうと思われる方が多くいらっしゃいます。
ローンの条件は日々変わる可能性があります。また、以前ローンを組んだ時から皆さんの条件が変わっていることもあります。転職、お子さんが増えたなど。また、今の家と次の家で経済的条件が変わる場合もあります。今の家はフラットメイトを入れているけど、次の家はフラットメイトを入れられない等々。

家を売ってしまってから、次の家の購入に必要な融資を受けられないという事にならないよう、家を売却する前に必ずローンのプリアプルーバルを取る事を強くお勧めいたします。

 

注:この記事に含まれる情報は一般的な性質のものであり、人それぞれ、置かれている状況が違いますのですべての人へのアドバイスではありません。個人的案件でアドバイスが必要でしたら、ぜひご相談ください。

Yuko Dempster (New Zealand Home Loans コンサルタント)
 
お客の立場でNZHLを利用し、6年でローンを返済した経験からNZHLの良さを実感、多くの方のお役に立ちたいとコンサルタントに。
お客様の経済的ストレスを失くし、喜んでいただける事が何よりうれしい。
プライベートでは、夫と長女、次女(ワンコ)の3人と1匹家族。 趣味は20年続けているビール作り。
022 318 0049
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