「あっちの銀行の金利が安い」「こっちが0.01%安い」とよく耳にしますが、本当に得なのでしょうか?
金利はReserve Bankが決めるもの
銀行は銀行の大元のReserve Bank of NZからお金を借ります。そのReserve Bank of NZの金利が上がれば銀行から皆さんへの金利も上がり、下がれば銀行から皆さんへの金利も下がります。
その上げ下げに時差がありますので、今はA銀行の金利が最も安くても数日後にはB銀行の金利が最も安い場合もあるのです。
どの銀行も借りている大元のReserve Bankの金利は同じですので、若干の違いがあったとしても大きくは変わらないものです。
私の経験から、金利に敏感な方に限って、実際いくら金額にして違ってくるのか計算した事がない方が殆どです。 30万ドル借りたとして、0.01%の金利の違いは、年で$30しか違いません。それで毎月10ドルのアドミニフィーやEftpos等のトランスアクションフィーを取られていたら意味がないですね。
金利だけで金融機関を選ぶのは危険です。ちょっとした事に一々チャージをするところもありますので、商品の内容にこそ目を向けるべきです。
因みに弊社の商品は、金利もCompetitiveですが、金利ではなくローンのシステムにより年$30どころか2桁、3桁多くセーブが可能です。
注: この記事に含まれる情報は一般的な性質のものであり、人それぞれ、置かれている状況が違いますのですべての人へのアドバイスではありません。個人的案件でアドバイスが必要でしたら、ぜひご相談ください。
- Yuko Dempster (New Zealand Home Loans コンサルタント)
- お客の立場でNZHLを利用し、6年でローンを返済した経験からNZHLの良さを実感、多くの方のお役に立ちたいとコンサルタントに。
- お客様の経済的ストレスを失くし、喜んでいただける事が何よりうれしい。
- プライベートでは、夫と長女、次女(ワンコ)の3人と1匹家族。 趣味は20年続けているビール作り。