こんにちは。2024年5月よりオークランドに滞在中のMoricoです。
今回はタイトルの通り、NZ渡航後3か月で約8kg増量し、その後の7か月で6kg減量した筆者の体験談をお届けします。今回はどのようにして減量に至ったのか、主に生活習慣の変化についてお伝えします。なお、私はダイエット指導の専門家ではありません。あくまで自分の体験を書いていますので、ご承知おき下さい。
失敗から始まったダイエット
実は急激な体重増加で体もだるく、膝も少し痛み始めていました…笑。まずは体の調子をととのえることを優先しようと決心したものの、食事量を減らす、ジャンクフードは一切食べない、運動は毎日するという完璧主義&極端な方法から始めたために、体は必要な栄養素も取れず、筋トレしても効果はなく、ストレスは溜まり、体重も全く落ちていかず、我慢できなくなりまたスーパーでスナック菓子やクッキーを買って過食してしまうという典型的な悪循環に陥りました。
完璧は求めない、少しずつ変えていく
私が特に好きでよく食べていたのはクラッカーやクッキー、スーパーのパウンドケーキなどでした。どれも『HEALTH STAR RATING』は2.5以下のものばかり。最初は「もう金輪際食べないぞ!」という意気込みでしたが、それが逆効果であると分かったので、きっぱりやめるのではなく食べたいときには食べてよし、18時以降は食べない、など少しずつ量を減らすように心がけました。同時にヘルシーでグルテンフリーなコーンベースのスナックを代替品として買い、甘いものが食べたい時はそれにハチミツやシュガーフリーのピーナツバターを塗って食べるようにしてクッキーやケーキの量を減らしていきました。
食生活を日本にいた頃にできる限り近付ける
海外留学で太ってしまった、もしくは痩せてしまったという人のブログを読み漁ったのですが、共通点は『食生活の大きな変化』でした。そこで、従来の食生活になるべく近付けようと考えました。とは言え、豆腐や納豆といった日本食材はアジア系スーパーでしか買えなかったり、価格も日本の3倍以上、魚介類も安いとは言えず日本食を再現するのはなかなか難しいのが現実です。そこで自分の今までのニュージーでの食生活を振り返ってみて、以下の三点を実践しました。
- 主食にお米を取り入れる
- タンパク質をしっかり摂る
- 脂質を控える
最初は体重変化に現れませんでしたが、毎日必ずお米を食べることで徐々に食欲の乱高下がなくなり自然とお菓子の量も減っていきました。日本ではほぼ毎日食べていた豆腐、納豆、魚は豊富なタンパク質源という観点から鶏胸肉に置き換え、野菜もタンパク質含有量の高いブロッコリーを、少々高いですが毎日1つゆで卵、何か一品足りない時はツナ缶を使ったりと工夫しました。油をなるべく使わず、野菜をたくさん入れたスープやカレーなどを作り置きするようにしました。
できる範囲での運動を習慣化
ニュージーは自然が豊かですし、公園や低山、ハイキングコースやウォーキングパスも充実していますので、歩く習慣をつけるようにしました。また、腹筋やプランク、スクワットなど手軽にできる筋トレも取り入れました。少し負荷をかけた運動がしたいときには、空のペットボトルに砂を入れて作った自前のダンベルを使いました。どれもこれも「毎日これをやる!」と決めるのではなく、その日の気分でやりたい運動をするよう心がけました。
仕事を始めて生活習慣が変化
語学学校卒業後は飲食店でのアルバイトが生活の軸になりました。週30時間、立ち仕事が多く、座学メインの生活よりはるかに活動量が多くなりました。しかし、勤務で夜遅くなることもあり、食事の時間が不規則になることも。仕事柄、揚げ物の余りをたくさんもらうこともありましたし、疲れて運動する気力が起きず休みの日は家にこもることもしばしば。それでも、暴飲暴食はしないように心がけ、ストレッチやマッサージなどできる範囲のことをやるように心がけました。仕事に慣れてきた頃からは、バス代の節約にもつながるため片道50分歩いて帰る日も。そうしているうちに体重にも変化が現れ、それがまたモチベーションになっていきました。
やはりダイエットはすぐに結果が出るものではないと痛感しました。次回は、ある程度体重が減ってきてからも続けている習慣について書いていきます。