こんにちは。2024年5月よりオークランドに滞在中のMoricoです。今回はニュージーランドで生まれた大人気のジュース『L&P』についてご紹介したいと思います。普段は水かコーヒーしか飲まず、甘いジュースは避けている筆者ですが、L&Pはニュージーオリジナルの飲み物と聞きチャレンジしてみました。
『L&P』ってどんな飲み物?
正式名称はLemon & Paeroa(レモン&パエロア)でパエロアはニュージーランド北島の町の名称です。L&P発祥の地です。“Kiwiana(キウィアナ)”と呼ばれるニュージーランドの人々なら誰もが知っている、ユニークで懐かしいアイテムの一つとされています。
L&P公式サイトによると、今から100年以上前、パエロア地域の人々が地元の天然水とレモンジュースを混ぜて作った飲み物がL&Pの起源だそう。ブランドの創設は1908年で、現在はコカ・コーラが製造しています。褐色のペットボトルに黄色のキャップが目印のパッケージで、レモン味の炭酸飲料です。中身の色も薄い茶色で、飲んでみての個人的な感想はCCレモンより甘味が強く炭酸は控えめという印象です。
種類も豊富
オリジナル、シュガーフリー、ドライジンジャービアー、サワーレモンと4つの種類があります。缶タイプは250mL、330mL、ペットボトルは420mL、600mL、1.5L、2.25Lと飲みきりサイズからファミリーサイズまで幅広く展開されています。気になるお値段ですが、これはスーパーやセール対象品かどうかによってもだいぶ変動があります。この記事を執筆中、カウントダウンはセール中で、1.5Lペットボトルが$1.5で販売されていました。一方、PAK’nSAVEでは通常価格の$4.79と3倍以上でした。また、420 mLや600 mLペットボトルはフードコートやカフェ、スーパーのレジ前のショーケースなどでよく見かけますが、冷えた状態で売られているためか、$4〜5と割高です。
カフェインが含まれている?
商品ラベルおよびコカ・コーラのウェブサイトの成分表にカフェインの表記はないのですが、インターネットで検索するとPAK‘nSAVEとNEW WORLDのオンラインショッピングサイトの成分表示欄では『caffeine』の文字が。また、『Does L&P have caffeine in it?』という質問もネット上で寄せられています。この質問に対する回答として、オリジナルにはカフェインは入っていないもののシュガーフリーには含まれるという情報も。
というのも、職場でL&Pを複数人で分けて飲んでいた際、数分後みんな尿意を催したのです(笑)。しかも1回だけではなく別の日も、飲んだ後順番にトイレに…そこで利尿作用のある成分が入っているのではないかと疑い調べ始めたのです。しかしながら公式の成分表記にはカフェインは含まれていませんので、ご自身の判断にお任せします。
飲み過ぎには注意
ごくごく飲める炭酸レモン飲料ですが、L&Pオリジナルの250mL当たりのカロリーは114kcalで炭水化物は27g。脂質はゼロですが、カロリーメイトブロックタイプ1本のカロリー(100kcal)と炭水化物(約21g)と比較すると分かるように飲み過ぎはカロリーと糖質過多の原因になりますのでご注意を。ちなみにシュガーフリータイプはカロリーも炭水化物も大幅にカットされていますので、健康志向の方にはこちらがおすすめです。私はお酒が大好きなのですが、ウイスキーをL&Pで割ってハイボールにしたら美味しいのではないかと思っています!
今回はニュージーランドに住む人なら誰もが知っているL&Pについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?手頃な価格で購入できるので、ニュージーの田舎町で生まれたL&Pを一度試してみてはいかがでしょうか?