冬の定番野菜はNZも同じ！？

日本の冬の定番野菜といえば、お鍋に入れて美味しい白菜、おでんの定番具材の大根、食後にみかん、おやつに焼き芋…。これら全てNZでも手に入ります！

白菜は「Chinese Cabbage」とか「Wong bok」と言い、後者は特にオセアニア圏で使用される呼び名だそうです。7月下旬ごろからスーパーで見かけるようになりました。日本の白菜より少し大きめで、冷蔵庫に入らなさそうだったので買うのを諦めました。値段は1個で$3.5くらいです。

大根は日本のものより小ぶりですが、一人で食べるにはちょうどいい大きさです。大根は英語で『Japanese radish』とか『white radish』と言うのですが、こちらでは『DAIKON』と表記されて売られていました。ちなみに私が購入した時は、2本で$3でした。

みかんは日本と同じサイズで、こちらでは「Mandarins」として多くの人に知られていますが、ごくまれに「Satsuma（サツマ）」と言う人もいます。私のホストマザーはみかんのことを「Satsuma」と呼んでいました。これには、温州みかんの原産地が鹿児島と推定されるからとか、幕末期に薩摩藩からイギリスに苗が送られたからとか、諸説あるらしいので気になる方は調べてみてください（伊藤園『みかんな豆知識』https://www.ito-noen.com/dictionary/tips/371/）。値段は$5〜$6/kgです。

日本のサツマイモに相当するのは「Kumara（クマラ）」です。“Kumara”はマオリ語に由来し、NZで古くから食べられている芋のことで、見た目はサツマイモと同じです。RedとOrangeがあります。どちらも試しましたが、日本のサツマイモより甘さ控えめでRedの方がよりサツマイモに近いと感じました。時期にもよりますが値段は$4〜$6/kgと日本のサツマイモよりも高い印象です。ただ、せっかくなのでNZ伝統の食材Kumaraを是非一度食べてみてください。

AsahiはNZでも定番

NZ滞在中の方は、レストランやバーでHeinekenと並んでAsahiのタップや看板があるのをよく目にするのではないでしょうか。私が知る限り、他の銘柄は見ていないので日本のビールと言ったらAsahiが定番なのではないでしょうか。日本食レストランでしか飲めないのでは？と思われがちですが、普通のレストランやバーでも扱っているお店はたくさんありますし、スーパーでも売っています。アルコール0.0％のAsahiドライゼロも売っていました。健康に気を遣っている方や車を運転される方には嬉しいですね。

腸内環境も日本仕様に整えられる！？

日本ではおなじみの乳酸菌飲料Yakultも売っていました。個人的には結構驚きましたが、Woolworth、PAK’ｎSAVE、New World Metroにも売っているのでどこでも買えるようです。商品の説明書きによると『1本に65億個の生きた乳酸菌シロタ株が含まれている』とのこと。日本で売られているものより乳酸菌含有量は少ないですが、NZに来ておなかの調子が好ましくない方は取り入れてみると改善するかもしれません。値段は65mL×5本で$4.5〜$5、×10本で$8.5〜$9.5です。

今回はスーパーで「こんなものも売っているのか！」と個人的に驚いたものについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。滞在が長くなり季節も変わればまた新たな発見がありそうでワクワクしています！野菜や果物は、季節やスーパー、店舗によっても値段が異なり変動が激しいので、今回ご紹介した値段はあくまで目安として考えてくださいね。