こんにちは。2024年5月よりオークランドに滞在中のMoricoです。今回はクリスマス、お正月を含めた夏のニュージーランドの様子と人々(Kiwi)の過ごし方をご紹介します。
晴れの日はビーチへGO、豪雨でも外には出たい!?
快晴の日、Kiwi達が出かける先はビーチ。オークランド周辺で有名なビーチといえばミッション・ベイ、タカプナ、マイルフォード、デボンポートなどですが、車があればオークランド中心部から1時間かからず西のピハ、北のオレワなどにも行くことができます。他にも小さなビーチはたくさんありますし、とにかく天気のいい日はビーチへ行って日光浴を楽しんだり、砂浜を散歩したり、家族や友人とバーベキューやビーチ沿いのレストランで食事を楽しんだり、Kiwiは海が大好きです。一方雨の日はというと、なぜかKiwi達は外へ出ます。向かう先はショッピングモールやカフェ。確かに、出先で雨に降られたらショッピングモールやカフェは雨宿りには最適ですが、朝から天気の悪い日やかなり雨の強い日でも、家族連れや大人数のグループでショッピングモールが大混雑するのには驚きました。もちろん、家にいて何もしないという選択肢を選ぶ人々も一定数いますので、Uber Eatsのオーダー数も増加するようです。
12月半ばからはスクールホリデー
日本とは異なり、NZのスクールタームはおおよそ4つのタームに分かれており、学生たちは12月半ばから5〜6週間 サマーホリデーに入ります。そのため、街中でも私服の若者たちをたくさん見かけるようになりますし、公共交通機関も学生が減り混雑が緩和されます。
クリスマスとボクシングデーは国民の祝日
まず、12月25日のクリスマスは祝日です。NZでは祝日は休む店も多いのですが、クリスマスは特に著しく、スーパー、ショッピングモール、ほぼ全ての店が閉まります。ファストフードでさえも、主要店舗のみの営業形態をとるチェーンも。ガソリンスタンドや薬局、場所によってはデイリーも開いているようですが、営業時間が通常と異なる場合もあるので注意しなくてはなりません。クリスマスは家族で過ごす日ですので、家でのんびりしたり、天気がよければビーチでバーベキューをすることもあるそうです。26日はボクシング・デー(Boxing Day)といって、キリスト教に由来した祝日であり、現在はブラックフライデーに次ぐ『ショッピングデー』です。元々は、クリスマスの翌日に貧しい人達にプレゼントを配ったり、クリスマスも仕事をした使用人たちへ主人が贈り物をして労う日だったそうです。この日は前日に多くの店が閉まっていた反動と、一斉にセールをするためKiwi達は朝から買い物スイッチ・オンで街は大賑わいです。特にショッピングモール、ショッピング街はお客さんが絶えず一年で最も忙しい日とも言われます。
NewYear’s Eveはカウントダウン花火、新年の盛り上がりは1月2日まで
大晦日のオークランドではスカイタワーでのカウントダウン花火を見に多くの人が押し寄せます。花火は5〜10分程度で終わりますがその後もシティは新年を迎えて熱気に包まれます。天気がよければ高台からオークランドの夜景を眺めながら花火を楽しむのもいいかもしれません。他の都市でもカウントダウンイベントと花火は恒例のようです。1日(NewYear‘s Day)と2日(Day after New Year's Day)は祝日になりますが、クリスマスとは異なりほとんどの店は営業しています。3日からは通常に戻ります。ただ、年末年始やお正月に2〜3週間ほど店を閉めるレストランなどもあります。特に日本食レストランやアジア圏出身のオーナーの店などはその傾向にありますので、ワーホリで働く前には年末年始の営業について確認が必要です。その期間無収入…ということにもなりかねないので。
今回は南半球で過ごす『夏の年末年始』に加え、私の周りの典型的なKiwi達の夏の過ごし方についてもご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。夏に迎えるクリスマスとお正月はなんとも不思議な体験になりましたよ!