こんにちは!
突然ですが、みなさんキャッサバ食べたことありますか?
世界的ブームになった「タピオカ」はキャッサバから作られていますが、実際タピオカ加工されていないキャッサバ「芋」を食べたことがある人は少数かもしれません。
私も日本にいた時は今まで食べたことありませんでした。
ところが、実際世界ではキャッサバは3大芋の一つとも言われ、アジアやアフリカ、南米、そしてニュージーランド周辺の島国では大変よく食べられています。
ロックダウン中にブラジル人の彼が冷凍キャッサバを買ってきて食べさせてくれたことから、その美味しさと手軽さから「今までなんでキャッサバ食べなかったんだろうと、、」と軽く後悔しました。
キャッサバとは
キャッサバはトウダイグサ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯性植物で和名はイモノキ。この植物の根茎部分を食用とする。
栽培はとても簡単で、茎を地中に挿すだけで発根、そのまま生育する。
2013年時点の全世界の生産量は2億7676万トンで、地域別ではアフリカが1/2強、アジアが1/4強を占め、残りが南米である。
他のイモ類と比較すると、同年におけるジャガイモの全世界生産量は3億7645万トン、サツマイモは1億0311万トン(以上の統計数値は、FAOSTAT 2013年統計による。)
品種は大きく分けて、苦味種と甘味種がある。
苦味種は、シアン化合物(青酸配糖体)のリナマリン(linamarin)とロトストラリン(lotaustralin)を外皮に多く含むが、大きな塊根を作るため、デンプン源作物として栽培される。甘味種は、毒抜きを行いふかしたり茹でたりすることで、食用にされる。味と食感は甘味の少ないサツマイモに似ている。
以上、wikipedia より抜粋
- 生は毒性があるので、日本では生の状態での輸入は禁止されているようです。ニュージーランドでは、フィジーやトンガからの輸入が多いです。特に生の状態での輸入の禁止はされてないようですが、中毒のリスクを減らすよう、下処理されたものを輸入するように呼びかけてられています。
- ( https://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=2352256 )
どこで買えるの?
実は、キャッサバ芋、冷凍物はニュージーランドで気軽に買えるんです。
知るところ、Pak'n Saveとスカイタワー近くのインド系スーパーには冷凍キャッサバが売られています。あと、パシフィック系のスーパーやマーケットでも買うことができるようです。
値段はPak'nで2kg=5NZD、インドスーパーで2kg=11kgでした。(1kg=2.5~5.5NZD)
ちなみに、ジャガイモがスーパーで1kg=3NZD、 Kumara(さつまいも)が1kg=5.5~7NZDなので、
キャッサバ芋って実は安い!!
どうやって食べるの?
今回私は冷凍のキャッサバを使いました。というか中毒の心配もなく、下処理もされているので冷凍物がオススメです!
まずは凍ったキャッサバを鍋で茹でます。竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら一旦完成で、塩を振ったり、付け合わせとしてそのまま食べてもいいです。
今回は、もう一手間かけ一品料理を作りました。
茹でたものを食べやすいサイズに切り、フライパンにオリーブオイルをひきこんがり焼きます。
両面がきつね色になったら、とろけるチーズ、オレガノを振って完成です。
チーズがとろけたら食べごろです。
では、実食!
サツマイモともジャガイモとも違って、食感は里芋のようなれんこん餅のようなもちもち感があります。
特に茹でたてをフライパンで焼くと、外はカリッカリになり、より中のモチモチ・ホクホク感が際立ちます。
新食感でした。
芋自体は淡白なので、オリーブオイルやチーズなどコッテリしたものとの相性も抜群です。
茹でたものは、牛肉の煮込み料理の付け合わせにしました。
ちなみにキャッサバ芋は繊維質が豊富で、たまに食べていると太い繊維が混じっているので、お気をつけを。
そういうところはちょっとゴボウにも似ているような。
なんとも言えない食感のキャッサバ芋。今では大好きな野菜の一つになりました!
手頃だし、下処理のされた冷凍は扱いも簡単!
いつもの芋料理に変化をつけたい方、新しい食材を試してみたい方、
ぜひ一度、キャッサバ芋を試しを♪
では!