こんにちは。2024年5月よりオークランドに滞在中のMoricoです。
ワーホリや留学で渡航されている皆さんは海外旅行保険に加入されていると思います。私は滞在10日目にして風邪をこじらせ早速GPへかかりましたが、その際利用した「キャッシュレスサービス」についてお話したいと思います。
キャッシュレスサービスとは
キャッシュレスサービスとは、保険会社提携病院において費用の一時負担なしで治療を受けられるサービスです。
キャッシュレスサービスとメリット・デメリット
メリットは、保険会社のサポートセンターを介して予約から支払い、更に希望に応じて診察時の通訳まで全て対応してもらえる点です。予約日に来院し、必要書類に記入すれば医療費をこちらが一時的に負担することはありません。また、交通費も後日申請すれば請求できます。
一方、デメリットと感じた点は、保険会社提携病院およびキャッシュレスサービスの利用ができる病院がニュージーランド国内に少ないことです。ワーホリ保険で人気の高い※1 AIG損保(海外旅行保険)、ジェイアイ傷害保険火災(t@bihoたびほ)、東京海上日動(海外旅行保険)の3社のサイトで調べたところ、いずれの保険会社も提携病院はオークランドに1〜2施設、クライストチャーチに1施設、ワナカに2施設(AIG損保のみ)と、都市と施設が限定されています。
※1 『i保険 海外旅行保険比較サイト』より「25歳・1年間・ワーホリでオセアニアに渡航」を条件に検索した上位3社)
実際に利用した時の体験談
私はAIG損保の海外旅行保険に加入しているので、以下はAIG損保の海外旅行保険利用時の体験談になります。風邪が悪化し発熱と喉の痛みがひどく、早朝にアシスタンスセンターに電話しました(COVID-19陰性確認済み)。症状と連絡可能なメールアドレスを伝え、保険会社提携病院の情報について再度確認し(ここで私は一度電話を切り自分で病院に電話をかけてその日の午後の予約を取ったのですが、そのままAIG担当者に予約を取ってもらうことも可能でした)その後、アシスタンスセンターからメールが来たので予約時間を伝えました。すると来院前に、私がAIGの被保険者でありキャッシュレスサービス利用のため支払いが発生しない旨を病院に連絡してあるとの返信が来ました。病院予約時に、『パスポート、保険証書、入国日を証明できるもの(飛行機のチケットなど)』を持参するよう言われたのでそれを提出した後、日本語と英語の書類数枚に必要事項を記入。診察終了後、薬をもらって帰宅しました。翌日、病院から必要書類が他にもあったということでメールにPDFが添付されて送られてきましたが、それに返信して終了でした。AIGのアシスタンスセンターとのメールのやり取りもスムーズで、個人情報は暗号化された形式で取り扱われていたので安心でした。一時的ではあれ出費を避けたかったので、このキャッシュレスサービスを利用できてよかったです。
先述した他の2社についても調べたところ、㈰サポートセンターへ連絡→1.提携病院への受診ができるか確認→2.予約してもらう→3.保険証書等を持参し来院→4.必要書類に記入し診察を受ける、という流れは同じです。なお、治療や検査、薬の種類など診療内容によってはキャッシュレスサービスを利用できない場合もあるようなので注意してください。
キャッシュレスサービス提携病院
最後に、今回調査した保険会社3社が提携するキャッシュレスサービス対応病院の情報を共有したいと思います。※2
万一に備え、ご自身の保険契約内容や緊急時の連絡先など確認しておくことをおすすめします。
※2ホームページで公表されている情報を参考にしています。
- The Doctors Quaymed Britomart
- AIG損保・ジェイアイ傷害保険火災・東京海上日動
- The Doctors Quaymed Wynyard
- ジェイアイ傷害保険火災
- High Street City Health
- AIG損保・ジェイアイ傷害保険火災・東京海上日動
- Wanaka Medical Centre
- Aspiring Medical Centre
- AIG損保