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ニュージーランドでも魚料理を作ろう!

ニュージーランドでも魚料理を作ろう!

ニュージーランドは島国なのに魚介類はなぜか割高。この国に住むようになってから食事はお肉が中心となったという人も多いはず。また、たまには魚を食べようと思ってスーパーやフィッシュマーケットに足を運んでも、ツナ(マグロ)やサーモン、スナッパー(鯛)くらいしかわからず、何を買っていいのか迷ったことはありませんか?

ニュージーランドでは英語以外にマオリ語の名前がつけられている魚介類も少なくないのため、魚の識別が尚更難しいのです。そこで、ニュージーランドでポピュラーな魚介類の現地名とおすすめ調理法をご紹介。ニュージーランドでも魚料理を作りましょう!

ニュージーランドの一般的な魚

Tarakihi/タラキヒ

ニュージーランドからオーストラリア沖にかけて分布しているタカノハダイの一種。白身で肉厚なので新鮮なものであればお刺身がおすすめ。調理するならシンプルな塩焼きのほか、好みのハーブやスパイスを振ってホイルに包み、オーブンで焼くのもおすすめです。

Monk Fish/モンクフィッシュ 

ニュージーランド独特のアンコウの仲間。調理しても身がほぐれにくいことがポイント。グリルしたり煮付けにしたり、たいていの料理にマッチします。

Gurnard/ガーナード

和名でホウボウと呼ばれるカサゴの仲間。淡白な白身魚で、ムニエルやフィッシュアンドチップス、鍋物などに向いています。タイもしくはインド風フィッシュカレーにも合います。

Groper(Hapuku)/グロッパー(ハプク)

和名はクエもしくはアラ。白身でもちもちした食感があり、新鮮なものであればお刺身でいただくのがいちばんです。ほかに鍋物、ムニエル、チャウダー、またトマトソースにもよく合います。

Trevally/トレバリー

和名はシマアジ。日本では高級魚ですがニュージーランドでは大衆の部類に入ります。脂がのった白身魚で、新鮮なものならお刺身がイチオシ。そのほか、ムニエルやタイもしくはインド風フィッシュカレーにもおすすめ。

Kahawai/カーワイ

和名はマルスズキ。赤身と白身の中間魚で、釣り上げてすぐに血抜きをするなどキチンとした処理をしないと臭みが出ます。処理をした新鮮なものならお刺身がおいしいですが、臭みが気になる場合は生姜やにんにく、醤油などに漬け込んでから調理しましょう。塩焼きや燻製に向いているほか、コリアンダーなどハーブ野菜をたっぷり入れたフィッシュケーキにしてもいいでしょう。

John Dory/ジョン・ドリー

和名はマトウダイ。ややグロテスクな見た目ですが、非常においしい魚です。身がふっくらジューシーで、ソテーやムニエルにしてレモンを絞っていただくのがおすすめです。

Rig(Lemon Fish)/リグ(レモンフィッシュ)

英語ではレモンフィッシュという爽やかな名前がついていますが、和名はモウカザメ。フィッシュアンドチップスの店でよく使われています。フライにするほか、オーブンでグリルしてもおいしいです。

Kingfish/キングフィッシュ

ヒラマサもしくはブリのこと。新鮮なものであればお刺身に。調理するなら日本のブリ同様、照り焼きや塩焼き、あら煮などにしてもおいしくいただけます。

Hoki/ホキ

ファストフードチェーンのフィッシュバーガーの材料によく使われ、フィッシュアンドチップス店でもおなじみの白身魚です。淡白でほぐれやすいので煮つけなどには向きませんが、パイに入れたり、タイもしくはインド風フィッシュカレーに使うのもいいでしょう。

魚はどこで買う?

スーパーマーケットで入手できますが、よりバラエティ豊かで新鮮なものがほしいならフィッシュマーケットなど魚介類専門の店に行きましょう。

ィッシュマーケット

ニュージーランドでも魚は切り身で買うのが一般的ですが、フィッシュマーケットでは丸ごと1匹でも売られています。自分で捌けなくても、依頼すればその場でカットしてもらえます。「お刺身で」とリクエストすることもできるので必要ならお願いしましょう。

また、釣りで魚を手に入れるという方法もあります。ただしニュージーランドでは魚介類の種類によって持ち帰り可能なサイズや個数、時期などが細かく定められているので事前に確認しておきましょう。