世界一の散歩道と称されるミルフィードトラックを歩いて来ました!その1〜2日をお話しします。
1日目
世界一美しい散歩道と称されるミルフォードトラックは、3泊4日58kmの行程です。バックパックに寝袋、食料、カメラを詰め込んでおよそ20kgにもなったバックパックを背負って歩きます。クイーンズタウンの空港からテアナウダウンまでのバス送迎を頼んでいたため、朝7:30に空港に向かいピックアップしてもらいました。そこからテアナウダウンまで3時間余り。バックパックはバスの後ろにつなげてあるコンテナに入れました。途中カフェによって朝ごはんやコーヒーを調達できます。
そしてテアナウのビジターセンターでハット予約の紙を印刷してもらって判子を押してもらい、いよいよテアナウダウンの船乗りばへ。私たちの日は、ビジターセンターでバスを乗り換えました。ルートバーントラックやケプラートラックを歩く人たちとはここでお別れです。長期休暇を取ってニュージーランドのグレートウォークを連続で歩く人たちがたくさんいました。
テアナウダウンから船に乗り、いよいよミルフォードトラックの入り口までクルージングです。この日は天気も良く、最高の眺めでした。30分ほどのクルージングの後下船し、1時間半程度歩いて初日のハットまで向かいます。いろんな船の時間で来る人がいるので全く混雑せずに歩くことができました。ハットから歩いて5分ほどのところに川が流れており、ここで洗濯や水浴びをすることができます。水温はかなり冷たいですが、気持ちいいですよ。天気が良ければ服もすぐに乾きます。下着は水着で行くことをおすすめします。私は歩くときの服と寝巻きの2着だけ持っていきました。下着としての水着は2着持っていきました。
初日は16時から30分程度ガイドウォークのようなものがあるのでぜひ参加してみてください。ハットの裏にあるヘリパッドに集合です。そして18時半からハットの注意事項と明日の天気を教えてくれるミーティングがあります。こちらは絶対参加で点呼があります。夜暗くなってからハットとメインルートとの看板からメインルートに50mほど行ったブッシュの中に土ボタルが数十匹生息しているので、土ボタルをみたことのない人はぜひ行ってみてください。木の根っこがむき出しになっている下で見ることができます。灯りが何もないのでスマホのライトかヘッドライトを持っていきましょう。
2日目
2日目は残念ながら土砂降りで、川の中を渡る羽目になりました。川を渡るどころの騒ぎではなく、完全に川と同じ水位の場所を最長の場所で100m以上歩きました。川のそばの道なので、結構冠水してしまっている道が多かったです。膝下までの水位で、水温は10度以下。ニュージーランド人は登山靴のまま歩いていきましたが、私はハットでの室内履きとして持ってきていたサンダルに履き替えました。サンダルは持ってきておいた方がいいです。この日の前半は森の中を歩く感じで、後半はたくさんの滝を見ることができました。2日目のハットは、2022年に建てられたとても新しいハットで、USBでスマホなどを充電することもできました。暖炉もあり、濡れた服、靴を乾かせました。