ニュージーランドの南島の最南端の街ブラフBLUFFからフェリーに1時間揺られてたどり着くのがニュージーランドで最南端の人が住む島「スチュワートアイランド」に行くことができます。
スチュワートアイランドってこんな島
スチュワートアイランドは、フェリーが到着する「オーバン」という集落が1つしかないのですが、沖縄本島の1.5倍の大きさがあり、人口は400人程度です。
集落には、スーパーやお土産やさん、レストラン、カフェなどがありとても綺麗な街並みでした。「The Snuggery」というカフェでランチを食べたのですが、とてもおいしかったです。店内もおしゃれでおすすめです。
野生のキウィに会える!?ラキウラ国立公園
スチュワートアイランドは、地球上で最も南極に近い世界最南端の国立公園である「ラキウラ国立公園」があり、世界で唯一野生のキウィに会える場所としても知られています。スチュワートアイランドは沖縄本島の1.5倍の大きさあり、その約85%が国立公園になっているので、島を一周するトラックを歩くには10日以上かかります。
私は、その一部の30km程度を1泊2日で歩いてきました。
最初にビジターセンターへ
スチュワートアイランドでは最初にビジターセンターに行き、山小屋を予約したこと、1泊2日で踏破する予定であることを伝えました。山の中では電波が通じないため、予約したことを証明するために、予約画面のスクリーンショットを撮っておくようにと言われました。
最南端の国立公園を歩いてみた
島へ行く前にあらかじめトラック内にある山小屋(ハット)を予約しておきました。私は初日に長距離を歩きたかったので、北回りで歩く予定でNurth Armというハットを予約しました。ODCのサイトで予約することができます。フェリー乗り場から北へ1時間ほど歩いたところからラキウラトラックが始まります。11時頃町から歩き始め、ラキウラトラックについたのは、12時でした。途中のホースシューベイも綺麗でした。海を右手にみながらポートウィリアムハットの分岐点までスタート地点から2時間程度歩きました。ここからひたすら山の中の道が続きます。道はかなりぬかるんでいて、登山靴がドロドロになりました。防水になっていない靴で行くとかなり厳しいと思います。このトラックは常にぬかるんでいてかなり歩きにくいそうです。そして結局町から7時間歩きNorth Arm Hutにたどりつきました。この日は23km歩き、44000歩でかなりキツかったです。途中ビーチを歩くルートがあったりと、歩くことが好きな人にはとてもおすすめですが、それほど絶景があるわけではありません。
山小屋(ハット)の様子
山小屋は水道は使えるのですが、飲める水ではなく、自分でガスなどを持っていってお湯を沸かしてから使う必要があります。ベッドはマットしかありません。なので、ガス、ボンベ、鍋、食料、寝袋を持って歩かないと行けません。私は1泊2日だったので、1回分の朝と夕食、2回分の昼食の4食分を担ぎました。山小屋では電波が通じないので、本を読んでいる人や仲間とトランプゲームをして過ごす人がいました。
- スチュワートアイランドへのもっと詳しい情報はこちらから
- https://www.ritou.site/アイランドホッピング/stewartandulva/