南島のアレクサンドラという町で開催された春のイベント「ブロッサムフェスティバル」に行ってみました。
アレクサンドラってどこ?
アレクサンドラは、クイーンズタウンから車で1時間ほどの場所にある町で、そこそこ大きな町ですが、観光名所が多くないためあまりツーリストの立ち寄る町ではないかもしれません。もし立ち寄ることがあれば、ぜひ大きな時計が町のどこからでも見える山に設置されているので訪れてみてください。
そんなアレクサンドラで毎年9月下旬にブロッサムフェスティバルが開催されています。2023年は9月22日(金)~24日(日)まで開催されました。
ブロッサムフェスティバル
実際に行ってみたところ、アレクサンドリアの街中にはそれほど桜の木はありませんでした。フェスティバルの数日前に大きな嵐が来たせいで花が散ってしまっていたのかもしれません。ブロッサムドライブというお花見ドライブコースが、パンフレットに記載されているのですが、クレイドというアレクサンドリアの近くにある小さな街は、古い街並みでとても可愛い建物が多く、見応えがありました。車がある人はぜひこちらにも足を伸ばしてみてください。
パイオニアパーク
ブロッサムフェスティバルのメイン会場は、アレクサンドリアの街中にある大きな公園「パイオニアパーク」です。ステージが設営され、多くのアーティストが演奏していました。また、ピザやパイなどの食べ物のお店や、洋服や雑貨屋さんなどたくさんのお店が出店していました。他には、小さな観覧車やメリーゴーランドなど子ども向けの遊具がたくさん設置されており、全体的に子ども向けのイベントといった印象でした。開催期間中、入場には10ドルが必要です。チケットには投票券がついており、土曜日の午後には、良いと思ったパフォーマーに投票してナンバー1を決めるという催し物も行われていました。
パレード
ブロッサムフェスティバルの最大の目玉はパレードでしょう。土曜日の12時頃からアレクサンドリアのメインロードを封鎖して行われました。最初に会場を設営する際に使われたと思われる大型のトラックたちが何十台もクラクションを鳴らしながら通っていきます。車が大好きな男の子たちは大興奮でした。設営に使われた車さえも主役にするという発想は、日本にはないかもしれませんね。トラックの後には、クラシックカーが続き、パトカーや消防車なども続いてパレードしていきました。そこから、イギリス風のバグパイプの音楽隊が先頭を切ってパレードが始まります。ミニオンやスチームパンクの衣装を着て仮装した人たちなどがパレードし、30分ほど続きました。ブロッサムフェスティバルに行く場合は、ぜひパレードが見れる時間に行くことをおすすめします。
他の催し物
パレード以外には、アートミュージアムではセントラルオタゴで活躍するアーティストたちの作品が展示され、地元のフラワーアーティストたちの作品も展示されます。他にも町のあらゆる場所でイベントが開催されているので、ぜひパンフレットで開催イベントの場所と時間を確認してみてください。