このトピックはあくまで私が経験した上での感想です。私は戸惑いましたが他の家庭には当てはまらないかも知れませんのでその点はご了承ください。ただ「私の家庭では非常に困る」という状態になりましたので、カウンセリングを受ける人の一つの情報になればと思って書きます。また、表現はわざとあやふやにしてあり会話などは実際の文章ではありません。ぼやかしてます。
私にとってこのトピックを書くことは非常に辛く、悲しい気持ちになるのですが、やりきれない思いも伝えたいので書きました。
自殺の可能性?
私には15歳の子供がいるのですが、あるとき、自殺の痕跡がありました。それまで学校に行きたくないというか、不登校気味でしたのでカウンセリングを受けていたのですが、そのカウンセラーに電話したら「すぐに自殺しそうな道具をしまって下さい」ということでしたので、慌てて家中の物をしまいました。
その後、カウンセリングの予約を数日後にしました。その数日間は本当に寝れなかったことを覚えてます。寝ている間にどうにかなっちゃうのではないかと思って、本当に心配でした。
カウンセリング当日、カウンセラーから「ここでの話しは外部には漏れませんが、家族全員で同じ認識でいることが大事です」という説明から始まり、いろんなことを説明されました。最初はよかったのですが・・・・・
驚いたことにカウンセラーは、子供の前でこのように言い出したのです
「今回のような行動をする子供は実際には自殺しません。自殺する子供の行動はこれこれこうするものです。だから安心してください」
驚きました。確かに家族間で秘密がないことは大事なことです。私もそれは判ってます。でも、それと上記のような情報は別じゃないですか?私が子供で上記のようなことを言われたら「だったら今度はそうゆう行動して自殺してやる!」と思います。私がひねくれているのでしょうか?
そして、ある図を見せながら「いま貴方の子供はここにいます(図の一番底辺)。これを通常のところまで引き上げるには大変な努力が必要ですが、みんなで引き上げましょう」と言うのです。
親に説明はわかります。ありがたいことです。しかしその説明を子供の居る前でわざと子供にも図を見せての説明って、ちょっと日本人の感覚ではあり得ないと思ってます。子供本人が「自分は底辺にいる」という認識を持つことが大事なのでしょうか?私は「みんなと変わらない。ちょっと今は明るくなれないだけだよね」って言ってきたのに本当にショックでした。
心理カウンセラーさんから反論が来そうですが、親としてカウンセラーに期待してた事ではありませんでした。
その後もカウンセラーさんにわざわざ子供にさとられないようにメールで「このメールのことは子供には内緒です。カウンセリングはまだ受けたほうがいいですか?」としているのに、返信には、わざわざ子供のメールアドレスを宛先にいれて「はい、今後もまだまだカウンセリングは必要です」という感じです。
ニュージーランドと日本とでのカウンセリングの違いがあるのかも知れませんが、少なくとも私達家族にはこの方法はマッチしないと思ってます。もちろん結果は未来でないと判らないので、結果はこれでよかったのかも知れませんが、現在の私達家族にとっては特に親にとっては心理的な負担が増大しただけでした。みなさん、カウンセリングには十分気をつけて、始める前に自分の期待することなどを確認してからのほうがいいと思います。