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ニュージーランド固有種を保護しているワイルドベース

ュージーランドにはたくさんの固有種が生息しており、絶滅の危機に瀕している種も少なくありません。そんな生き物たちを救っている施設がワイルドベースです。

ワイルドベースってどんなところ?

entrance

ニュージーランドは、たくさんの固有種が生息しており、キウィやタカヘなどが有名ですが、他にもニュージーランドピジョンやイーグル、フクロウ、カモなども固有種がいます。ニュージーランドにマオリ族やイギリス人が移り住んできてから、分かっているだけでもたくさんの生き物が絶滅しました。その代表格が二本足で歩く巨大な鳥モアです。二度とモアのような絶滅種を増やさないよう、ワイルドベースでは固有種の鳥類やトゥアタラなどが保護されています。怪我をした生き物を保護し、また自然に返すのが主な流れですが、繁殖活動を促して数を増やすという活動もしています。何よりも無料で入れるので、近くを通るときにはぜひ訪れてほしい場所です。しかし、開園時間が13~16時とかなり短いので注意が必要です。

ワイルドベースで保護されている生き物たち

ワイルドベースでは、通年保護されている生き物もいるのですが、基本的には怪我した動物たちの保護施設なので、怪我が治れば自然に帰って行きます。タイミングが合えば、アホウドリやペンギン、キウイなども保護されている時があります。治療ルームもガラス越しに見ることができ、ホワイトボードには保護されている動物たちの名前が書かれています。施設内の解説ボードにはニュージーランドの固有種の動物たちの情報が書かれており、動物好きな人にはとても面白い場所だと思います。

ニュージーランドピジョン

pigyon

大きさ50cmにもなる大きなハトで、ニュージーランドの固有種です。まるでタンクトップを着ているような胸元の白い羽毛と緑と青で美しい羽が特徴的です。私が行った時は、観光客が入れる二重のゲージに植えられた手前の木に止まってaいたのでとても近くで見ることができました。

トゥアタラ

tuatara

ニュージーランドピジョンと同じゲージで飼われていました。トゥアタラは、日本語ではムカシトカゲと呼ばれています。ムカシトカゲ目という分類で、トカゲと付いてはいますが正確にはトカゲとは分類が異なる爬虫類です。寿命は100年以上で、ここで飼われているトゥアタラは30歳程度だそうです。私が見た時は残念ながら顔が明後日の方向を向いていました。でも姿を見れただけラッキー!?

チャイロコガモ

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チャイロコガモは、ニュージーランドの固有種のカモです。私が行った時は、ちょうど2週間前に生まれたばかりの子ガモを見ることができました。飼育員が保温機で温めたりすることなく、両親が温めて自然に孵ったそうです。親子睦まじい姿に癒されます。

ニュージーランドハヤブサ

falcon

ニュージーランド固有の猛禽類で、日本のハヤブサよりも大きく、鷹かと見間違うほどの大きさです。ゲージ越しなので少し見にくかったのですが、その姿はかっこよくもあり可愛くもあり、かなり長い時間見ていました。双眼鏡などがあるととても見えやすくていいと思います。

 

記者プロフィール

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離島大好き旅人のactivegirlです。日本の離島を44島以上巡ってきました。カメラ片手に次はNZの島々を歩き回ってます。離島情報のサイトもやっています。島へ旅行する際はぜひチェックして下さい。
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