世界一の散歩道と称されるミルフォードトラックを歩くために必要な準備を紹介します。
世界で最も美しい散歩道ミルフォードトラック
ニュージーランドの誇るグレートウォークの中でも最も人気の高いミルフォードトラック。船に乗ってフィヨルドランドの滝を見に行くミルフォードサウンドも人気ですが、ミルフォードトラックは、その滝の周辺にあります。4泊5日のガイド付きのウォークもあるのですが、かなり高いため、今回は個人ウォークに挑戦してみました。個人ウォークは、南島のテアナウから船に乗って入り口にたどり着き、そこから3泊4日58kmの行程です。3泊4日分のハット(山小屋)の予約が必須で、寝袋や食料もバックに入れて担いで歩かなければいけないのでかなり体力が必要です。そんなミルフォードトラックに行くまでの準備過程を紹介します。
ミルフォードトラックのハットの予約
ミルフォードトラックのハットは1日40人しか宿泊できないため、世界中から応募が殺到し、かなり競争率が高いです。ハットの予約が始まる数日で売り切れてしまうことが多いです。しかし、一人での参加であれば毎日サイトをチェックしていればキャンセルされている日を見つけることもあります。私のワーホリ友達も二人キャンセル待ちで予約できました。ハットの予約は、ニュージーランドで3ヶ月以上住んでいればニュージーランドの国民価格で予約できるので、ワーホリの人でも1泊70ドル程度で予約できます。国外からの予約だと1泊100ドル位かかります。
ミルフィードトラックまでの船とバス
ミルフォードトラックの入り口までは船の予約が必須です。テアナウという街からほど近いテアナウダウンという場所から船が出ます。車がある人はここまで車で来てもいいですが、クイーンズタウンからテアナウダウンまでの送迎と船込みの予約サイトもあり、値段も一人で車を運転するガソリン代を加味するととてもお得で、楽なのでおすすめです。テアナウでビジターセンターに寄るのですが、ここでハット予約の証明書を印刷してくれます。ここに判子を押してもらいましょう。事前に印刷してもいいです。私はビジターセンターで印刷してもらいましたが、誰にも確認されませんでした。
ミルフォードトラックでの食料
水は、ハットの水を沸かせば飲めるので、1L程度の水筒一本だけ持っていきました。後は紅茶パック3つ(夜用)インスタントコーヒー3つ(朝用)、ウィスキー少し(寝付き用)を飲料として。
インスタントスープ、お米、カレー、うどん、肉(味付きの肉)、野菜、ゴールデンキウイ(皮ごと食べられる)、エナジーバー、クッキー、チョコレート、缶詰のツナを持っていきました。夜と朝は料理できますが、昼はトラック内で食べることになるので持ち運びできるものを考える必要があります。ハットにはガスと水道はありますが、鍋はないので、自分で持っていく必要があります。食べ物類はニュージーランドで買うとかなり高いので、軽いものは日本で買っていくとかなり出費を抑えられます。例えば、水を入れるだけで食べられるサバイバル飯で栄養価の高いものはニュージーランドで買うと1500円くらいします。
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