敷地の広い家が多いニュージーランドならではの仕事「オーペア」。実際にオーペアとして1ヶ月働いてみた仕事内容を紹介します。
「オーペア」という仕事を聞いたことがありますか?オーペアとは、いわゆる家政婦やハウスキーピングといった仕事です。ニュージーランドは、日本より大きな国土に500万人ほどという20分の1以下の人口しか住んでいないいないため、家が広い敷地に立っているということが多いです。芝生の庭があり、ガーデニングや家庭菜園を楽しんでいる人が多いですが、敷地があまりに広いため、自分たちだけでは管理しきれない場合があります。そんな時にオーペアを雇い、庭の手入れや家の掃除、食事の用意を手伝います。また、両親が共働きなどで家にいないときの子どもの見守りなどもします。広い家でのお仕事なので、敷地内に別棟やベッドルームが複数ある場合が多く、住み込み+食事付きの仕事であることが多いです。
オーペアの給料形態
オーペアの仕事は、週に40時間前後の仕事時間であることが多く、給料は宿泊+食事込みでお小遣い程度340~450ドル程度が基本的なようです。掃除機や洗濯機も貸してもらえ、生活必需品には困らずに生活できるのがメリットです。
オーペアの具体的な仕事内容
オーペアの仕事は、その家庭によって異なります。具体的には、芝生の庭に落ちてしまった枯葉の掃除や伸びきってしまった草木の剪定、家庭菜園への水やりや雑草の除去、飼育している鶏などの家畜への餌やりなどが屋外での仕事です。屋内では、部屋の拭き掃除や食器類の後片付け、夕食作りなどがメインの仕事です。子どもがいる家庭が多いため、一緒に遊んだりといった子守の仕事もあります。
オーペアの1日の流れ
具体的な仕事の流れは、朝家族の人と一緒に朝ごはんを食べた後、鶏たちに餌をやり、卵を取りに行きます。次に午前中3~5時間は屋外の仕事をすることが多く、草むしりや庭の植物の剪定作業をします。私の場合は、昼休憩が3時間程度あり、その間にランチを食べに行ったり、ビーチまで歩いて行ったり散歩をしたりと日中の時間を楽しんでいます。午後からは屋内で部屋の掃除や子どもと遊んだりします。そして5時くらいから夕食の準備をして、食べ終わったら片付けまでしてあとは自由時間です。
オーぺアの仕事はこんな人におすすめ
ニュージーランドに来たばかりで、住む場所が決まっていない人には特におすすめの仕事です。また、日常生活に基づいた仕事なので、一人暮らしの経験があり、自炊をしていた人などにもおすすめです。住む場所があり、食事付きなのでお金を使うこともあまりありませんし、お小遣いももらえるのでとてもありがたい仕事だと思います。日中に自由時間があることがあるため、日中に好きなことが出来るため、日中に活動したい人にも合っています。また、色々な業務内容があり、飽きがきにくいため、飽き性な人にもおすすめです。NZ大好きドットコムでもいくつかのオーペアの仕事が掲載されているのでぜひチェックしてみてください。