ウェリントンの郊外には、多くの自然が残りアウトドアもおすすめです。中でも絶景のアウトドアポイントを紹介します。
ウェリントンの街は博物館や美術館、カフェなどが多く、とても充実した街ですが、少し足を伸ばすとたくさんの自然が残っており、とても一国の首都とは思えない海の美しさ、緑の多さを保持しています。都会の喧騒に疲れた時には、近郊のアウトドアに挑戦してみるのもたまにはいいのではないでしょうか。
「Pinnacles ピナクルズ」
ウェリントンの中心地から車で2.5時間ほどかかる場所にある景勝地です。氷河による影響か、岩肌が細長く塔のように何本も削られています。駐車場に車を停め、小川沿いに45分ほど歩くと展望台があり、ピナクルズを一望できます。結構遊歩道は悪路で、道も最初は看板もないので、分かりづらいです。車でも「Whatarangi Bluff」というビューポイントにいけるので、あまり歩きたくない人はこちらもおすすめです。ロードオブザリングのロケ地としても使われました。また、せっかくここまで来たのでもう少し足を伸ばして、岬の先にある「Cape Palliser Lighthouse」という展望台まで車を走らせてみるのもおすすめです。
「風車(West Wind -wind farm)」

ウェリントンの西側にある山の中に風車が立っており、この立地がウェリントンの街並みも見下ろせるのでとても景色が良く、おすすめのビューポイントです。途中で車を置いて山道を歩くこともできますが、車でも風車に行くことができます。歩いて行く場合には、途中に戦跡もあり落書きだらけなのが逆にフォトジェニックです。
「レッドロックス」

赤い岩がゴロゴロしている観光名所です。レッドロックスまでは、駐車場に車を停めてから30分ほど歩いきます。しかし、赤い岩よりもアシカと会えるポイントとしておすすめです。私が行った時には子どものアシカが一人で日光浴をしていました。2023年2月にニュージーランドを襲ったサイクロンのせいで道がかなり悪化しているので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。もっと奥にある灯台まで歩くと、アシカのコロニーがいる時もあります。風車の道は、レッドロックスにも続いています。
「マウントビクトリア」
ウェリントンの東側にある山です。ウェリントンの街並みやウェリントン湾が見渡せる展望台があります。展望がよく、何も遮るものがない分、風が強い日は拷問級の寒さになるので、風が弱い日に行くほうがいいです。たくさんの遊歩道があるので、休日に少し散歩するのもいいアクティビティになります。
「キャッスルポイント」

ウェリントンから北へ3時間以上車を走らせないといけないかなり遠い場所ですが、それでも行く価値のある絶景ポイントです。真っ白な灯台が美しいビーチに立っており、いつまでも見ていたくなる景色です。岩肌には、貝殻が埋っており、かつては海の底だったことがわかります。灯台までの道は、ビーチになっているので、濡れてもいい靴で行った方がいいです。