シティからバスで約25分!気軽に自然を満喫できるエスクデイル保護区(Eskdale Reserve)を紹介します。
オークランドには多くのReserveが存在しますが、私のオススメはズバリここ、エスクデイル保護区(Eskdale Reserve)!
ノースショアのバーケンヘッドとグレンフィールドの間に位置するこちらの自然保護区は、シティからそう遠くないにも関わらず原生林の中をお散歩することができます。
一周すると3.5キロほどのコースになっており、特に立ち止まったりしなければ1時間もかからず歩けてしまいます。
私の場合は写真を撮ったり鳥を見ながら歩いていたので、1時間で半分ほどしか進みませんでした笑
こちらはいくつか入り口がありますが、今回私はWindy Ridge School側から行ってみました。入り口は住宅街の中に溶け込んでいて少しわかりにくいかもしれません笑
ゲートも隣のお家の木が被さっていて半分ほどしか見えていませんでした。
⭐︎生態系を守る大切なツール
最初のゲートをくぐるとさらに靴をクリーニングするためのゲートが現れます。
こちらで靴についた泥などの汚れを落とします。
そうすることによって元々そこで生育していない植物や生物を侵入させないようにし、この森本来の生態系を守っているのです。
靴の汚れはしっかり落としてから中へ入りましょう。森を出る際も同じようにクリーニングをします。
⭐︎いざ、森へ!
さあ、いよいよ森の中へ!
進んで行くとニュージーランドならではのシダ植物をはじめとした美しい木々の景色が広がります!
そして鳥のさえずりや小川のせせらぐ音にも癒されます。
特にここではよくウタツグミを見ました。森の中を歩いているとあちらこちらで綺麗なさえずりを聴くことができます。
さらに近所の人にも人気のようで、よく大型犬をお散歩している人とすれ違いました。
みなさんHello!と気さくに挨拶してくれます。
ちなみに私が訪れた時は小型犬をお散歩している人は全くおらず、大型犬を飼っている方のお散歩コースとしてポピュラーみたいです。道端が狭いのですれ違う際にわんちゃんとの距離も近くなりますが、どのコも躾がされていて飛びついてくる子はいませんでした。
⭐︎NZ固有のシダ植物、シルバーファーン
ふと、この白い葉っぱなんだろう??と思わず写真をパシャリ。この写真の葉っぱはすでに枯れてしまっていますが、実はこちら、ニュージーランドを代表する植物のひとつ、シルバーファーンというシダ植物でした!
シルバーファーンといえば、ニュージーランドではいろいろな象徴として使われていますが、特に代表的なのはニュージーランド航空の機体に大きく描かれたデザインや、ラグビーチームのオールブラックスのロゴマークといったところでしょうか。
シルバーファーンは葉っぱの裏側が白いことが特徴なのですが、なんと枯れてしまっても茶色くなってしまうわけではなく、白い部分はそのまま色が変わらないのですね。
最後に
オークランドに住んでいると、少し遠くへ足を運ばないと自然に触れる機会があまりないなぁなんて思っていましたが、エスクデイル保護区はしっかりと"森"を感じることができました。
コーンウォールパーク、Mt.Eden、デボンポートなどハイキングスポットがたくさんありますが、そういった場所を行き尽くしてしまった方にはぜひ行ってみて欲しいです!