市内で気軽に自然派レジャーが楽しめる、コーンウォールパークのご紹介とおすすめの過ごし方をまとめてみました。
皆さんはコーンウォールパークをご存知でしょうか?ニューマーケットからバスで30分、CBDからは40分ほどの距離にある広い公園です。ここはオークランド市が所有する公園のため入場料はかからず、無料です。つまり、コーンウォールパークはお金をかけずに自然派アクティビティができる穴場スポットなんです!
牛や羊に会える!
ニュージーランドに来たばかりの方の中には羊に会いたい!と思っている方もいるんじゃないでしょうか?パークには牧場があって、牛や羊がのんびり過ごす様子を眺めることができちゃいます。まれに柵の近くまで来てくれる牛もいますよ!私が行った時は、地元民のお子様が牛に草をあげようとしていました。
ワン・ツリー・ヒルでハイキングがおすすめ
そして、コーンウォールパークにはワン・ツリー・ヒルという小高い丘があります。ここが気軽にハイキングができておすすめのスポット!かつて頂上には一本の木が立っていたことからこの名前が丘に付けられたそうですよ。現在はマオリの人々を讃えるオベリスクが立っています。
ふもとから頂上まではおおよそ20分から30分ほど。
標高は低めですが、頂上からの景色はオークランドを見渡せて素晴らしいですよ!周りの海や、スカイタワーまで見渡すことができます。近くに住んでいる方はもしかしたら自分の家を見つけることができるかもしれません。
登り切ると思わずやった~!と言い出してしまいそうな達成感が味わえます。筆者が頂上まで登った際には、美しい眺めから憧れのニュージーランドにいる実感が湧き上がり、少し感動を覚えました。
ネイティブ・ツリーがいっぱいの原生林でジャングル気分
また、公園には豊かな自然が残っています。ネイティブ・ツリーを保護管理している原生林があり、ちょっとした冒険気分も味わえますよ。ニュージーランドと言えばシルバーファーン(シダ植物)。ギザギザの葉っぱや、緑色の渦巻き模様のイラストをお土産屋さんで見たことがある方もいるかもしれません。シダの渦巻いたような芽は、マオリ語でKoruと呼ばれ、新生や成長、力、平和の象徴です。原生林の中にはシダもたくさん植わっているので、本物のKoruを見ることができます。
原生林にはシダの他にもヤシの木、常緑樹などが生い茂っていて、日本の雑木林との違いがよくわかり非常に興味深いです。
バードウォッチングやランニングなど、屋外で楽しもう
他にはバードウォッチングもおすすめです。公園内では、市街ではなかなか会うことができない鳥達に出会うことができます。私が行った時にはコウライキジや海鳥、ツイ、ブラックバードに会えました。まさか公園でキジに会えるとは思っていなかったのでびっくり!さすが自然豊かなニュージーランドですね。
地元民はランニングや犬のお散歩で訪れていることが多かったです。ランナーの中にはワン・ツリー・ヒルを登る猛者も!体力に自信がある方は挑戦してみてはいかが?それから、春には桜も見ることができるので、お花見にも最適です。
広大な芝生と木々に囲まれて、リラックスできるコーンウォールパーク。遠出するのは少し億劫だけど外遊びをしたい!そう思ったら、ランチと水筒を持ってぜひ訪れてみてくださいね。