ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

日本では考えられない!電動スクーターでの生活

ークランドの電動スクーター事情

オークランドなどの都市部では車や自転車以外に電動スクーターも交通手段の一部になっています。特にレンタル電動スクーターは道にあるスクーターのQRコードを専用アプリでかざして借りるという今時のスタイルです。特にパーキングや返却場所があるわけでもなく、道に乗り捨てるという日本人からしたらソワソワするようなシステムになっています。観光地には至る所に乗り捨てられていますし、民家の前やお店の前などに放置されていることもあります。じゃあどこにスクーターがあるか見つけられないんじゃないの?と思った方に朗報です。スクーターは位置情報機能が搭載されており、Googleマップなどにこれらの乗り捨て位置が表示され、現在地からスクーターのピックアップ場所、そして目的地までのルートが表示されるなどとても便利なシステムがあります。とは言っても毎日使うとなると少しお高いなという印象がありました。しかし、私のフラットメイトは毎日家から職場までレンタル電動スクーターで通っていて、家の前にはいつもスクーターが乗り捨てられており、ほぼ彼のスクーターのようになっています。彼曰く自分のものだと盗まれる可能性があるが、これなら盗まれることがないのでとても便利で安心だそうです。

640395 2

中古の電動スクーターを使ってみた!

ちょうど運良く電動スクーターを中古で譲り受けました。私のスクーターは軽量型のもので持続時間は1時間ほどですが、1時間もあればスーパーはもちろんある程度の場所には行けてしまうのでとても重宝しています。乗り方はとても簡単で利き足をボードに乗せ、少し蹴った後に右手付近にあるアクセルを親指で押すだけです。ニュージーランドに来るまで電動スクーターに乗る機会がなかったため不安でしたが、あまりにも簡単に乗れてしまいました。意外に安定しているのでバランスをとるのは難しくありませんが、自転車のように片手を一瞬離したりすることはできません。風を直に受けるため涙や鼻水が頻繁に出ますので、定期的に立ち止まって拭う必要があります。

事故に注意!

ヘルメットをしている人は少ないですが、私はヘルメットを必ず着用しています。というのも電動スクーターの事故をよく聞くからです。電動スクーターは原則車道の左側を走るため、車とスレスレの距離を走ることがあります。車とは違って生身ですので事故をした際は無傷で済むことはありません。運転する際はくれぐれもスピードを出しすぎないようにしましょう。ちなみに私は、乗り始めの際に止まりたいのに間違えてアクセルを押してしまい、ふくらはぎにスクーターが直撃してアザになりました。知人は雨の日のマンホールに滑り転倒し、顔が血だらけになったそうです。他の知人も初めてのレンタル電動スクーターで転倒し、顎を擦りむいてしまったと聞きました。このように危険が常に付きまとうため、雨の日や乗り始めの運転は特に注意が必要です。

640395 3

メリットもあり!

もちろんメリットもあります。オークランドは特に朝夕の渋滞がひどく、車の移動はとても時間がかかってしまいます。通常車で5分のところも渋滞すると20分ほどかかってしまいます。車以外にもバスもその渋滞に巻き込まれるため遅れてしまいますので、電動スクーターであれば道路脇をすり抜けたり歩道を使ったりして交通状況に左右されずに移動することができます。渋滞を避けるために車と電動スクーターの両方使いをするととても便利な暮らしができます。

まとめ

このように電動スクーターは便利ですが危険が伴う乗り物です。周りに注意して事故を起こさないようにしましょう。

記者プロフィール

Haru_86

Haru_86

海外経験なしから思い切ってワーキングホリデーをはじめた大学院生です。フィリピンとニュージーランドの2カ国留学を経験し、実体験をリポートしていきます。Instagramでも少しずつ情報を発信していく予定です。
https://www.instagram.com/ohayopo86/profilecard/?igsh=MW4zczN0Y3o5ZXk4NA==

この記者の記事一覧