オークランドは公共交通機関が発達していますが、車を使用する方が早く目的地に行くことができます。
車で30分の場所がバスを利用すると1時間を超えてしまう…なんてことがありますので都会といっても中心地以外は車での移動が便利です。そこで今回は、現在オークランドの郊外にホームステイをしている私が、オークランドで生活している間に知った車事情について紹介します。
オークランドで見られる車たち
オークランドでは日本車が多く見られます。私の体感だと8割が日本車で、トヨタ、スズキ、日産、いすゞ、ホンダ、三菱などが見られます。しかし、私がオークランドに来てから軽自動車を見かけないことに驚き、ホームステイファミリーに聞いたところ、「逆になぜ日本は小さくて四角い車ばかり乗るの?」と不思議そうに聞いてきました。オークランドでは坂が多いため馬力が必要だそうなので軽自動車の需要があまりないのかもしれません。
また、オークランドでは道の至る所にこのような段差がみられます。これはスピードを出しづらくするためのものでこの段差を乗り越えるにはスピードをかなり抑える必要があります。徐行くらいのスピードでないと車体が浮いてしまうくらいの高さになっています。坂の途中にこの段差が存在することも多く、勢いをつけて坂を登ることが物理的に不可能になっています。
ちなみに私がバスに乗っていた際、運転が荒い運転手さんが減速せずに段差に乗り越えようとしたために衝撃で浮き上がって、マーケットで購入したトマトをお尻で潰してしまったことがありました。
オークランド市内では日本車をよく見かけますが、日本でよく見かけるトヨタのプリウスはあまり見かけず、アウトドア車がよく目立ちます。また、軽自動車ですがスズキのジムニーはアウトドア車として知名度があるようで市内で何度か目にしましたし、ホストファミリーがスペア車として欲しがっていました。
ニュージーランドではアウトドアアクティビティが豊富
ホームステイファミリーの車は4WDのアウトドア車でした。また、車の後ろにはポールが取り付けられる器具が取り付けられています。これは自転車を取り付けてサイクリングコースまで運んだり、キャンピングカーのように牽引したりするための器具です。オークランドのほとんどの車についていましたので、これは自然が豊富なニュージーランドならではの特徴なのかもしれません。
ホストファミリーとサイクリングに出かけた際は、車の後ろにマウンテンバイクを5台取り付けてサイクリングコースに出かけました。その際車のナンバーが見えなくなるのでバイクにナンバーを取り付けていて、日本ではなかなか見かけない光景なのでハラハラしました。
坂には要注意!
オークランドは坂しかないといっても良いほど坂だらけで、平坦な道はほぼありません。シティの中心でさえも急な坂が至る所にあります。また、商業施設や家に入る際にも坂になっており、そこで車を擦っている音をよく聞きます。
私が30分間散歩をしている間に3回車を擦る音を聞いたのでオークランドで車を乗る人は要注意です。
まとめ
以上ニュージーランドの車事情でした。道路が日本に比べて広いのに対して路上駐車が多いので追い越しの際には坂の反対側からくる対向車に気を付ける必要があります。また、ニュージーランドの道路は右ハンドル左車線なので日本と同じですが、標識や信号などの交通ルールが少し異なるので現地で運転する場合はくれぐれも注意してください。