ニュージーランドでは犬や猫などペットを飼っている家庭がとても多いですよね。でも食べ物に気をつけなくちゃいけませんのでご注意を!
私たちにとっては美味しいチョコレートも、ペットを飼っているお家では気をつけなくてはならない食品の一つです。チョコレートは犬や猫にとって有害な食品だというのはご存知の方が多いとは思います。チョコレートには犬や猫にとって害のあるカフェインとtheobromine(テオブロミン)が含まれています。テオブロミンはカカオに含まれているもので、人間の消化のスピードだと体に害を与えないで済むのですが、犬の消化のスピードは人間のそれよりも遅いので体に反応を起こすのです。
エッグハンティングをして取り残したチョコレートエッグをワンちゃんが食べてしまったら大変です。ペットを飼われているお家でエッグハンティングをされるのでしたら、ワンちゃんが間違ってチョコレートを口にしないように気をつけてあげてください。知らない間に食べたしまった場合、典型的な症状として
- *動機が激しくなる
- *血圧が上がる
- *発作を起こす
- *嘔吐
- *下痢
これらが食後4時間から24時間の間に起こるのが多いそうです。食べたかどうかはっきりしないけど、かじった疑いがある場合も獣医さんに連れて行きましょう。イースターが近づくこの時期、チョコレートが原因で動物の緊急クリニックにワンちゃんを連れてこられる方が多いそうです。
他にはホットクロスドバンズも要注意です。伝統的なホットクロスドバンズにはレーズン、サルタナ、カレントが混ぜられています。これらは犬や猫の腎臓に障害をもたらします。最近ではドライフルーツの代わりにチョコレートを混ぜ込んでいるバンズもあるので、こちらも気をつけましょう。何も混ぜ込んでいないバンズは生地に大量のお砂糖が使われていることがあるのでこちらも避けましょう。
うっかりワンちゃんにあげないようにしましょうね
Happy Easter !
-Pukeko