駄なくトマト消費する方法をご紹介
野菜か果物か議論の尽きないトマト。冬には高くて手が出ず、食べても美味しくない。待ちわびた夏になればなったで安くてありがたみが減るし、庭では植えたトマトが一斉に熟し出すし、お隣からは
「食べてくれない?自家栽培よ~」
とボールに山盛り持ってこられ、義理の母からも
「トマト食べるでしょ?ほらちょっとだけど」(嘘、こんなに??)
と有無を言わさず受け取らされ、、、そういう贅沢な悩みが生まれる時が多々あるこの季節。買っても、もらっても、育てたものでも無駄にはしたくないので、トマトを上手に消費する方法を探してみました。
煮物系の下味に
ものすごく熟したトマトで、切るのも危ない(潰れます)くらいのはカレーやシチューに入れましょう。パスタのトマトソースに生のトマトだけを使うと味が薄くなるので、缶詰のトマトに数個混ぜて使う程度にしておきます。
冷凍
洗って水気をそっと拭き、冷凍のジッパーバッグに入れて冷凍庫へ。解凍したトマトサラダとしては食べれませんが、調理はできるので長く保存できます。
炒め物
生で食べるイメージがあるので意外ですが、中華料理にトマトと卵の炒め物があります。先に炒り卵を作り皿に取り出して、くし切りにしたトマトを軽く炒めます。そして先に作った炒り卵と一緒に合わせ炒めて味付けをすれば出来上がり。
自家製トマトジュース
トマトのヘタを取り除き、ジューサーにかけます。スムースになったら濾し器で種子などを取り除きます。好みで塩を加えて、氷を混ぜ、ミントの葉を浮かべればOK。フレッシュでトマト100%の自家製トマトジュースです。
そのままサラダで
いうまでもなく一番美味しい食べ方です。いろんな野菜とサラダにするのも美味しいですが、面倒な時はトマトだけをスライスして食事前に少し冷やしておくと食事時にはひんやりして美味しくいただけます。フラット暮らしやホームスティで日本にいた頃ほど生野菜を食べるチャンスが減ったという方は、調理のいらないトマトをそのままスナックに食べるのもオススメです。
トマトの栄養
トマトには栄養がいっぱいというのは皆さんご存知だと思います。トマトが赤いのはリコピンの赤からきているのですが、このリコピンはカロテノイドの一種で、生活習慣予防や老化抑制に役立つと言われています。他にも美肌効果や風邪予防に良いと言われているビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などバランスよく含んでいます。ちなみに缶トマトにはリコピンが生のトマトよりも多く含まれています。リコピンは熱を加えても変化しないので、生のトマトが高い季節は缶トマトを上手に利用して献立に取り入れることを考えてみましょう。
リコピンの宝庫であるトマト、美味しい季節の今充分楽しみましょう。
- Happy eating!