野菜を育ててみたい、でも畑を作るのは面倒、、という方にオススメの菜園フレーム
Pukekoは有機栽培の資格取得のための勉強を始めるか前から、自分なりに調べて野菜を作り始めていたので、家族が廃材で野菜畑を作ってくれました。たくさん野菜が育てば、家族全員の利益になります。買わずに済むというだけでなく、安全でおいしい野菜が食べられるのですから。しかし、きちんとした畑を作るにはある程度のスペースが必要です。今時のオークランドの住宅事情を考えると、大きくない庭に畑なんて作れないという人も多いようです。
ということで、最近では枠を組み立てるだけで簡単にできる菜園フレームをよく見かけるようになりました。小さいサイズが多いので、真剣にいろんな野菜を育てようと思っている人には物足りないかもしれませんが、、、
こんな方向き
- 野菜を植えるスペースに限りがある
- 野菜づくり初心者、試しに何か作ってみたい
- 最小限の道具しかないので簡単に野菜を植える畑を作りたい
- 安く畑を作りたい
ディスカウントショップやハードウエアショップなどに売ってるので、サイズや値段を検討してください。時々セールをしてかなり安く買える時もあります。商品名は様々ですが、要は地面の上に組み立てた枠を乗せて土を入れて”畑”にするキットです。
Pukekoも試しに1セット買ってみました。枠の組み立ては難しくありません。先に組み立ててみたほうがいいと思います。枠は薄く、かなりぐにゃっ(笑)としていますが、中に土を入れるので大丈夫です。
特にどのように置くかは書いていませんでしたが、Pukekoは枠のサイズに合わせて土を掘りました。そこへ枠をはめ込むと斜面でも動きません。
ここにいきなり土を入れてもいいですが、Pukekoは新聞を敷いて雑草が生えてきにくいようにしました。
そしてここへ古い落ち葉やコンポストなどと一緒にPotting Mix などの土を入れます。羊の糞を乾燥させて扱いやすくしたものをシープペタルと言います。ハードウエアショップやガーデンショップで買えるので、一緒に混ぜて栄養たっぷりの土にしてあげます。このままだと鳥がほじくり返してめちゃくちゃにするので、Pukekoは苗や種を植えるまで土の表面に網やネットの切れ端を乗せてました。
枠のセットの中に鳥よけの網と棒も一緒に入っていたので(セットにより)種や苗を植えてからかぶせました。棒は弱そうですが、網をかぶせるにはなんとか耐えれそうなものです。網がペラペラめくれるので、Pukekoは洗濯バサミでとめています。写真はかなり混みこみで植えてるので、育ってくると大きな畑に移したり、間引きをしました。網の背が低いのでインゲンとかトマトには向きません。背の低い野菜、例えばレタスとか水菜あたりに適していますね。
どうしても夏になってから「野菜でも植えてみようかな?」ムードになりがちですが、有機栽培の野菜畑は土の準備が命です。さあ苗や種を植えようという時期になってから土を準備しては遅いので、土の準備は冬から考えておく方が良いのです。コンポストやシープペタルを土に混ぜてもいきなり栄養たっぷりの土にはなりません。ある程度の時間をかけて、細菌や微生物、虫などが植物にとって居心地の良い土を作るのです。温かくなる春に向けて畑や土の準備を始めましょう。