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身体の芯からあたたまる。冬の楽しみ「Mulled Wine」 《レシピ》 呑んべえ料理人JUNの簡単おうちご飯

身体の芯からあたたまる。冬の楽しみ「Mulled Wine」

冬の夜にぴったり!あったかホットワイン

8月になり、春の兆しが見え隠れするも、まだまだ寒い日が続く冬のニュージーランド。そんな時は「Mulled wine」がおすすめです。Mulled wine(マルドワイン・モルドワイン)とは、ワインにフルーツやスパイス、砂糖などを入れ温めたお酒のこと。

日本ではホットワインとも呼ばれています。ドイツではGlühwein(グリューワイン)、仏ではvin chaud(ヴァン・ショー)、イタリアではVin brule'(ヴィン・ブリュレ)と呼ばれ、ヨーロッパを中心に広く親しまれています。

日本でも冬は熱燗を楽しむ人が多いですが、それと同じように暖かいワインは冬の楽しみの一つのようです。地方によっては白ワインやビールで作ることもあるようですが、一般的に赤ワインで作ることが多く、オレンジなどの柑橘系のフルーツと多種のスパイスを入れて作るあたたかいMulled wineは、身体を芯から温めてくれます。

また各スパイスには、消化促進、冷え性改善、整腸作用、血行促進、お肌の活性化、風邪予防、脂肪分解など多くの効能があるのも嬉しいですね。作り方はとってもシンプル。ワインに材料を入れてあたためるだけMulled wineで残りの冬も元気に乗り越ましょう。

材料

材料(三~四人分)

  • 赤ワイン 1本(720ml) 好みのものでOK。
  • 砂糖 30g (Brawn sugar や Raw sugarがおすすめ)
  • はちみつ 大さじ1
  • オレンジ 1個 (5mm程度にスライス)
  • レモンの皮 1/2個分・スターアニス(八角) 1個
  • シナモンスティック 1本 (もしくはパウダー 小さじ1)
  • クローブ 5~6粒
  • ナツメグ(パウダー) 1つまみ
  • ブラックペッパー 5~6粒
  • カルダモン 1~2個
  • ローリエ(月桂樹の葉) 1枚
  • 生姜 2スライス(約2mm幅)

作り方

  1. 鍋に材料を全て入れ中火にかける

    鍋に材料を全て入れ中火にかける。砂糖が鍋底に焦げ付かないように軽く混ぜながら沸騰直前まで温める。

    鍋に材料を全て入れ中火にかける

  2. 一晩置くとさらに味に深みが増す

    そのまますぐに飲むことができるが、一晩置くとさらに味に深みが増します。

  3. ザルなどで濾して完成!

    ザルなどで濾して、グラスに入れてできあがり。好みで一緒に加熱したオレンジも入れてもいいでしょう。(食べられます)

    ザルなどで濾す

ワンポイントアドバイス

  • 今回はかなりたくさんのスパイスを使いましたが、全て揃えなくても良いので、好きなスパイスを選んで下さい。
  • お酒が弱い(苦手な)方は、しっかりと沸騰させると、アルコール分が蒸発し飲みやすくなります。
  • 水を1カップ加えたり、ジュース(りんご・オレンジ)を加えたりするとさらに飲みやすくなります。
  • ワインは、火を加えるので安価なもので構いません。フルボディのものよりも、ミディアムやライトボディを使ったほうがよりマイルドな仕上がりになります。
  • 開けたけど飲みきれなかったワイン。飲んでみたら好みではなかったワインなどの消費にも!
  • 冷蔵庫で4~5日は持つので、多めに作って飲む分だけ小鍋や、マグカップに入れ電子レンジであたためると簡単です。
  • また、即席ホットワインとして、分量を少量にしてマグカップに入れ電子レンジで作ったり、Chai teaのティーパックを使うなどもできます。

ぜひ、自分好みのMulled wineを作ってみてはいかがでしょうか?

Mulled wine

記者プロフィール

呑んべえ料理人JUN

呑んべえ料理人JUN

ネルソン在住の「呑んべえ料理人JUN」。2010年にニュージーランドに渡航。永住権を取得し、2015年オークランドからネルソンに移住。

ブログ「アラサーカップルのワーホリ日記 in New Zealand

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