ブルーチーズの塩気が決め手、大人用グラタン
寒くなってくると食べたくなるのはとろ~りとしたホワイトソースにチーズの香ばしさが最高のグラタンやドリアなど。あのできたてアツアツをふぅふぅしながら頬張る幸福感は寒い季節の楽しみの一つではないでしょうか。 特にお子様が大好きなグラタンですが、今回はちょっと大人味のおつまみになる、グラタンレシピをご紹介します。
メインの食材になるのは、さつま芋です。さつま芋料理だと、どうしても甘みがあるのでおかずにはなりにくいのですが、ニュージーランドのさつまいも、「クマラ」は日本のものより甘すぎないので料理にもぴったり。
そしてグラタンには欠かせないチーズですが、今回は芳醇な香りと塩気が美味しいブルーチーズを使いました。さらにほろ苦いくるみをトッピングして焼きあげると、ワインにぴったりの大人味グラタンのできあがり。
又、ホワイトソース(ベシャメル)作りとなると、ダマになる、焦げ付くなど誰もが一度は失敗したことがあるのでは?でも火にかける時間を最小限にすることでホワイトソース作りの成功率がグッと上がる、ちょっとしたコツも一緒にご紹介していきます。
材料(24cm耐熱皿使用・2~3人前)
- クマラ 450g
- 塩、胡椒 少々
- ブルーチーズ 30g
- くるみ 30g 荒く刻む、もしくは割る
- パン粉 大さじ1
- 飾り用パセリ 数枚
ホワイトソース
- 牛乳 250g
- バター 25g
- 薄力粉 25g ふるう
- 塩 小さじ1/2
- 胡椒 少々
作り方
準備、オーブンを190℃に予熱しておく
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クマラをスライスし水にさらす
クマラは良く洗い、皮付きのまま約1cm幅にスライスし、アク抜きのため10分程水にさらします。
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下味を付けレンジで5分~10分程加熱
耐熱皿に水気を切ったクマラを並べ、下味に塩・胡椒を少々をし、ラップをしてレンジで5分~10分程、柔らかくなるまで加熱します。
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ホワイトソース作り
厚手の鍋に牛乳以外の材料を全て投入します。
その後、鍋を弱火にかけ徐々に溶けるバターで小麦粉を炒めていきます。
粉っぽさがなくなるまで炒めたらすぐに火からおろし、牛乳を1/3ずつ加え、その都度よくかき混ぜます。(泡だて器を使うと効果的)牛乳を全て入れたら、再度弱火にかけ鍋底が焦げ付かないようにかき混ぜながら加熱し、ふつふつと沸騰してきて、とろみがついたらホワイトソースの出来上がり。
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200℃のオーブンで約7分焼く
加熱したクマラに、ホワイトソースをかけ、ブルーチーズ、くるみ、パン粉をまんべんなくちらし200℃のオーブンで焼き色がつくまで約7分焼き、仕上げにパセリをちらして出来上がり。
ワンポイントアドバイス
- ホワイトソースのレシピは、粉:バター:牛乳=1:1:10の配合を基本としています。柔らかめが好きな方は0,8:0,8:10にしても良いと思います。
- 失敗しないホワイトソース作りのコツは、牛乳以外の材料を最初に全部鍋に入れてしまうことと、火をかける時間を最小限にすることです。
- ブルーチーズの量はお好みで調整して下さい。ブルーチーズが苦手な方は、比較的香りが弱い「Creamy Blue」というまろやかなブルーチーズを使うか、好みのチーズで代用してください。
- お好みでベーコン、アンチョビ、マヨネーズなどをプラスすると、おつまみ度がアップします。
- ホクホクのクマラにブルーチーズの塩気がきいたホワイトソースと、ほろ苦いくるみ。ビールにもワインにもぴったりのおつまみグラタン、ぜひお試し下さい!