秋の味覚といえば、きのこ!
食欲の秋。秋の味覚といえば、きのこ類を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
日本のスーパーでは、椎茸をはじめ、舞茸、しめじ、エリンギ、エノキ、なめこなどなど多種多様なきのこ類を目にすることができます。
ここニュージーランドではきのこと言えば、もっぱらマッシュルームが一般的です。 最近では日本の椎茸も認知され始め「SHIITAKE mushroom」として売られていたり、その見た目から「Oyster mushroom」と呼ばれる舞茸に似たような食感のきのこも出回ってきました。
でもマッシュルームに比べると圧倒的に数は少なく、さらにお値段も結構高めです。
そんな中、どこのスーパーでも比較的見つけやすいのが「Portbello」ポルトベッロという大きなきのこ。
旨味も強く香りも豊かで美味しいきのこなのですが、注意したいのは、傘の内側が黒いという事。 スライスして炒めものやパスタなどに使うと、その内側の色が他の食材にうつり、料理全体が黒っぽくなってしまうことも・・・味はもちろんですが、やはり見た目も大事ですよね。
ですので今回は、その問題も解決でき、大きさをまるまる活かして歯ごたえも楽しめる肉詰めレシピをご紹介します。
材料(二人前)
- ポルトベッロ 大きさによって10個前後
- 豚ひき肉 500g
- 生姜 すりおろし 大さじ1
- 長ネギ 粗みじん切り 1本分
- たまご 1個
- 味噌 大さじ1
- 片栗粉 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- 塩・コショウ 少々
たれ
- レモン汁 1個分
- 醤油 大さじ3
- お好みで七味 少々
作り方
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タレの材料を合わせておく
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表面に包丁で浅く切込みを入れる
ポルトベッロは土がついていれば軸の先端を切り取り、火が通りやすいように表面に包丁で浅く切込みを入れる。
内側に片栗粉(分量外)を刷毛などでまぶしておく。(こうすることで、肉だねときのこがはがれにくくなります) -
ひき肉と調味料を手でこねる
ボウルにひき肉とその他の調味料を全て入れ、手でこねるように良く混ぜる。
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肉だねをきのこに詰める
3で作った肉だねをきのこの内側に詰める。少し肉だねが盛り上がるように詰めると出来上がりも綺麗です。
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肉だねの方から強火で焼く
フライパンに少量の油(分量外)を熱し、4を肉だねの方から強火で焼く。
こんがりと焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱火で5分から10分程度火が通るまで焼く。 -
タレを添えて出来上がり
お皿に盛りつけ、1のタレを添えて出来上がり。
ワンポイントアドバイス
- タレは簡単なポン酢風のタレなのでさっぱりといただけます。お好みで七味を入れるとピリっとアクセントになってオススメです。
- きのこは軸ごと使っています。しっかり火を通すと軸まで柔らかく美味しくいただけます。
- 今回はポン酢にしましたが、焼き上げるときに照り焼き風のタレでフライパンの中でからめるのもいいですね。
- もし肉だねが余ったら、そのまま焼いてつくね風、スープに入れて肉団子スープなど応用できます。
- できた肉詰めにさらに一手間、衣をつけてフライにするのもボリューム満点で美味しいです。