ラム肉と相性ぴったり、さっぱりミントソース
日本を離れて暮らしていると、年の瀬の恒例行事である年賀状作りもしないので今年の干支はなんだったけ?と、わからなくなったりもしますが、2015年は「ひつじ年」ですね。ひつじと言えばニュージーランド、NZ在住の者としては、なんだか親近感が勝手に湧いてしまう年となりました。
日本ではそれほど馴染みのない「ラム肉」ですが、NZのスーパーでは、牛・豚・鶏と並んでラム肉コーナーがあるのは、当たり前の光景となっています。そんなNZで身近な食材のラム肉ですが、NZに来たばかりの頃お呼ばれしたパーティーで始めて食べたのが、ラム肉グリルのミントソースがけというもの。自分にとっては、ミントを肉と一緒に食べるという概念が無かったので、とても驚きました。
でも、このラム肉とミントソースの組み合わせはとてもポピュラーで、スーパーでも市販のミントソースが売っていたり、ミントソースでマリネした味付け肉なんかも見つける事ができます。
最初はえぇ!?と、思った組み合わせでしたが、実際に食べてみると、少しだけくせのあるラム肉の味がミントソースをかけることで、さっぱりと爽やかになり、いくらでも食べれちゃうほどうまいのです。今回は、そのミントソースの簡単レシピをご紹介します。ぜひ、お家でラム肉を焼くときに作ってみてください。
材料(2~3人前)
- ラム肉 2~3枚
- 塩、胡椒 少々
- クミンシード 少々
- 油 大さじ1
ミントソース
- ミントの葉 約20枚
- ニンニク 1片
- レモン汁 2個分
- レモンの皮 1個分
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 小さじ1
作り方
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ミントソースを作ります
レモン1個分の皮を包丁もしくは皮むき器で向き、みじん切りにします。ミントの葉とニンニクも同様にみじん切りにし、レモン汁、オリーブオイル、塩とよく混ぜあわせておきます。
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ラム肉に下味を付ける
ラム肉に塩・胡椒・クミンシードを両面にまぶしておきます。
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ラム肉を強火で焼く
フライパンをよく熱し、油を入れ強火でラム肉を好みの焼き加減に焼いていきます。
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お皿にもりつけ出来上がり
お皿にもりつけ、ソースを添えたら出来上がり。
ワンポイントアドバイス
- レモンの皮は、なるべく黄色いところだけを使います。白い所は苦味があるので、できるだけ取り除きましょう。
- 肉は、焼く前に必ず常温に出しておきます。そうすることで、焼いた時に中まで火が通りやすくなります。
表面は焦げているのに、中はまだ冷たい・・・なんてことを防ぐことができます。 - 今回のラム肉はショルダースライスを使いましたが、ラムラック、レッグなど好みの部位でOKです。
- クミンとラム肉は相性が良いので、少量使うことで、おいしさがUPします。
- 今回は付け合せにグリーンピースを肉を焼いた後のフライパンでソテーしました。肉の旨味が豆にうつって、とても美味しかったです。好みの付け合せを楽しんでくださいね。
- もし、ドレッシングが余ってしまったら、サラダなどにかけても美味しくいただけます。