小さい頃から特に好き嫌いはなかったPukekoでしたが、芽キャベツだけはどうも苦手でした。キャベツは平気なのにこの芽キャベツになると食感が変わるのか、食卓に登場するたびに母に苦情を言ったものです。ニュージーランドでもこの芽キャベツ、Brussels Sproutsと呼ばれ、苦手な人が多いようです。
芽キャベツはアブラナ科の一年草で、見た目どうりキャベツの仲間です。原産地はベルギーのブルッセル近郊だと言われていて、Brussels Sproutsと呼ばれているのはそこからきているようです。日本に伝わったのは明治初期頃だそうです。
そんなあまり人気のない野菜の一つに挙げられる芽キャベツですが、実は栄養価がかなり高い優れもの。
「なんとなく苦手、、、」のままにしておくのはもったい無い。ということで今回は食べやすい調理方法をサーチしてみました。
スーパーでは、量り売りの他にこんな風にパックになって売っています。
茶色く変色していたり、黄色っぽく変色しているものは避けましょう。
全体に緑色でしっかりかたいものを選びましょう。
Pukekoは、これを半分に切って、オーブントレイに並べ、軽くオリーブオイルを振り、塩コショウなどをかけてこんがりローストします。
お肉や魚の付け合わせにぴったりです。
他には、、、
- キャベツがOKな人なら、芽キャベツも同じように細めにスライスしてサラダに
- ローストしたものを他の根野菜と一緒にホットサラダで
- スライスし、軽く湯がいてだし醤油でおひたし風に
- 半分に切って、パン粉をつけてフライ
- スープやシチューの具に
- トマトや玉ねぎなどとマリネをしてサラダに
- グラタン風に
、、、などなど
芽キャベツの栄養
普通のキャベツに比べて多くの栄養素に優れている芽キャベツ。ビタミンCを豊富に含み、なんと普通のキャベツの4倍!骨の形成や血液の凝固促進に必要なビタミンKは約2倍含まれています。強い抗酸化作用を含むルテインも多く含んでいます。日本人におなじみのキャベジンと呼ばれているビタミンUを含んでいるので、胃に対する抗潰瘍作用があります。
芽キャベツの旬
高温に弱いので秋から春先までです。冷凍も出回っているので、シチューにしたり、ローストにするなら冷凍でも使えます。
芽キャベツの保管
洗わずに乾燥させないように通気性のあるビニール袋に入れて冷蔵庫へ。1週間くらいで使うようにしましょう。
意外と使い勝手の良い芽キャベツ、敬遠しないで美味しい食べ方を探してみてください。