何とか土づくりまでこぎつけた我が家の畑。（最終的には買ってきたのですけれど。笑）
出来る限り手をかけず、自然のままに育てます。
さてさて、初の野菜作りの結果は如何に！？

野菜って可愛い！

1月に入って、急激に暑くなった今年の夏。最初の1か月はほとんど雨が降りませんでしたね！実際問題、雨水を生活用水にしている我が家は水不足。貴重なタンクの水を畑の野菜にあげる余裕なんてありません！

川の水をくみ上げれば良いのだけれど、ポンプの調子が今一つ。仕方ないので、牧草地で動物用に貯めている水や、お米の研ぎ汁、野菜を洗った水をバケツに入れて運びます。

冬に使った暖炉の灰を撒き、土にはお茶の葉っぱや卵の殻、刈り取った牧草を投入！すっかり自然農法習得してますね！？でもね。そんな中で野菜たちは必死に根を拡げ、健気に育ってくれるのです。種に組み込まれた遺伝子の情報って、すごいですよね。

夏の盛りは、雑草も野菜たちも育ち盛り。一緒くたに大きくなって、足の踏み場もありません！こんなに苦労させているのに、なんて元気な野菜たち！！彼らの成長の過程を見守るだけで、幸せ気分になれるのですから有難いものです。

よく言うように、ある程度の厳しい環境がかえって野菜たちには良いのかもしれません。必死で自らの手で捉えた水や養分は、瞬く間に自分のものになり、自らを成長させていく糧となるのでしょう。人間も同じ。つい守ってしまいがちですが、本当は苦境を乗り越えることで大きく飛躍するのですよね。

もちろん、うまくいかないこともありました。

家族全員が大好きなトウモロコシは、中身がスカスカ・・・トウモロコシは肥料食いだそうで、常に肥料を追加していないといけなかったようです。ひと袋の種全部を撒いて、まずまず食べられたのが数本とヤングコーンが数本。。。撃沈です。

小豆・レンズ豆にヒヨコ豆も大苦戦！豆粒がついた！と思ったら、庭生活を謳歌していたターキー家族に一瞬のうちに食べられてしまうのですから、どうにもなりません。。。

ビギナーズラック！？

でも大半の野菜は、ハチたちの手助けもあり、グレースの予想以上に順調に育ってくれ・・・
日本帰国で2週間不在にしたら、じゃじゃ～ん！

エライことになっていました！これ一本で何食賄えたことでしょう！笑

こんな大収穫の日も♪

形、大きさ、蒔いた覚えのないもの（笑）、いろいろあるけど、取りあえずは大成功！！何故だか一年目の畑は大概うまくいくそうですけれど、そうだとしても、やっぱり嬉しい！

楽しみにしていたサツマイモ掘りも家族全員で♪さすがはNZ特産Kumaraです。粘土の土壌でも、頑張ってくれました！念願の干しイモ作りにもチャレンジしましたよ。

我が家野菜満載の食卓は、本当に幸せ♪シンプルに、ただ美味しいのです！例えばこちらは、ある日のお鍋材料。白菜、シルバービート、水菜、春菊、それから雑炊用のネギと卵も我が家産です。

子供たちの「これ畑の！？美味しいね！！」の声。私たちも「幸せだね～」としみじみ言葉が漏れ出ます。自分たちで作ったという満足感も相まって、心と体に幸福感をもたらしてくれるのでしょうね。

豊かな大地の恵みに感謝するたび、田舎生活にのめり込むグレース一家。来年は更なる畑拡大、そして、出来る限りの自家採種を目指します。

今週も皆さまがハッピーな食卓を楽しみつつ、毎日をお過ごしになれますように♪