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貴重品を持ち歩く場合に注意すること

今回は、貴重品をどうしても持ち歩かなければいけない場合に、どうしたらより安全に持ち歩けるかを考えてみたいと思います。

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前回、貴重品は持ち歩かないのが最善策だと言いましたが、持ち歩かなければいけない場合も出てきます。それで今回は、貴重品を持ち歩く場合はどのようにしたら安全かを考えてみたいと思います。

基本は、からだから離れないバックパックやウエストポーチやショルダーバックなどがいいでしょう。ただし、バックパックは後ろから開けられる可能性があるから気を付けましょう。カギを付けておくのもいいですね。また、ひったくり対策として、ショルダーバックはタスキ掛けの方が安全です。

最近ニュージーランドでも、置き引きやひったくりが多くなってきました。特に気をつけたい場所が、空港、観光地、レストラン、土産物屋です。かばんを置く場合は必ず目の届く所に置きましょう。書類を書いたり、お金を払うために目を離す場合は自分のからだに常に触れている場所に置きましょう。僕は足の間に挟むようにしています。鈴を付けておくのもいいかもしれません。

パスポートなどの本当に貴重品は、服の中に隠れるポーチなど、旅行用の貴重品入れを使うといいです。幸いニュージーランドは、一年を通して蒸し暑い時期が無いので、腰に巻いても、首から吊るしても暑苦しくならないからいいです。 ただ、そこから取り出すのに手こずって、他の荷物が無防備になることに注意してください。貴重品を取り出す時は、周りに目を配り、なるべく人目につかない所で取り出してください。

現金を持ち歩く場合は、頻繁に取り出す財布と、その他のお金を入れた財布を分けることです。もちろん頻繁に取り出す財布にはたくさんお金を入れてはいけません。そして、その他のお金は服の中に隠れる貴重品入れです。

日本人観光客は大金を持ち歩くという事をその手の人は知っているので、日本人は狙われやすい事を忘れずに。

レストランで食事をする場合は、決してバック等を自分の席に置いて席を立ってはいけません。席にいるときも目が届く場所か、からだに触れている場所に置きましょう。

飛行機やバスなどの中ではトイレに行ったり寝たりして所持品から目を離す場合があるので、貴重品は常に身に着けておくことをお勧めします。寝る場合はアイマスクや耳栓はお勧めしません。なぜなら所持品を取られても気づかないし、ターゲットにされやすくなります。

車の中に荷物を残す場合は、なるべく外から目につかない所に置いてください。観光用の車はとかく狙われやすいです。車上荒らしなんてしょっちゅう耳にします。

 

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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