気遣い不要
日本では、旅行などで
「2、3日家を空けますのでお願いします」
とお隣に声をかけて出かけると、帰宅した際にはちょっとしたお土産を持っていたりしたものです。ニュージーランドでも最初は同じように考えていました。3日ほどの国内旅行で、たとえばオークランドからクイーンズタウンに行ってきた場合、お隣に何かお土産を買わないと、、とクイーンズタウンのお土産物屋さんを見て歩いてのですが、日本と違ってご当地のお土産というのが存在しない国ですから、なかなか適したものがなく大変でした。
逆にご近所から
「オーストラリアの息子のところへ1ヶ月ほど行くので、郵便集めておいてくれない?」
と頼まれて、郵便受けを毎日チェックし、配達された郵便を集めていました。お隣が帰った頃にためておいた郵便を持って行ったのですが
「サンキュー」
で終わりです。何かお土産でも欲しいわと思っていたわけではないですが、ニューシーランドではお互い様だとこんなものなのだと納得しました。余計な気遣いはいらないのです。
そうは言いつつ、日本へ3週間ほど一時帰国をした時に、定期的に水をやらないけといけない植えたばかりの木があって、その水やりをお隣にお願いした時がありました。3日おきに水やりをお願いしました。その時は、帰国してからスーパーで手頃なワインを1本買って持って行きました。キウィのお家で一般的に飲まれる普通のワインです。ものすごく喜んでくれました。この時はワインを飲む人だと知っていたのすが、スーパーで売っているチョコレートなどでも良いと思います。
ニュージーランドでは日本のように必ずお土産を渡すとか、お礼に何か品物を渡すとか、そういった習慣がありません。特別に何かを頼んだ時や、期間が長いとかいった場合は、安いものでも渡すといいでしょう。そうでなければしなくても構いません。日本とニュージーランドの習慣の違いが面白いですね。
チョコレートやクッキーなどでも
-Happy life!
Pukeko