日本の食パンが懐かしい、、
日本からニュージーランドに来て、真っ先に違いを知るのがお米と食パンではないでしょうか?お米も食パンも、大抵の日本人の方が日頃から食べていたものですし、ニュージーランドにもあるものなので、こちらでの食生活に取り入れやすいでしょう。
日本の食パンは、5枚切りとか6枚切りというように袋に書かれています。厚めが好きな方は3枚や4枚切り、薄めがいい方は5枚や6枚切りと数の大きい方を選びますよね。ニュージーランドの食パンは、スライスブレッドと一般的にいいます。厚さの種類はサンドイッチ、トースト、そしてThick またはSuper Thickと呼ばれる一番分厚い食パンです。基本的に3種類です。
サンドイッチは、名前の通りサンドイッチに使われる薄いパンです。でも日本のサンドイッチ用の薄さよりも、もっと薄い気がします。薄いので、具を挟んでもぐにゃりパンが曲がってしまいます。トーストはこれもまた名前の通りトースト用ということなのですが、日本のトースト用のパンのどれよりも薄いです。うちではサンドイッチを作る時には、このトースト用のスライスを使います。サンドイッチ用は薄すぎて、使い用がありません。Pukekoの周りでサンドイッチ用のスライスを使ってサンドイッチを作っている人を聞いたことがありません。トーストもトースト用のスライスを使うのですが、何十年経っても日本の分厚いフワッとした食パンがいいなあと思います。こちらのトースト用のスライスでトーストを焼くと、薄いのでカリカリしたトーストになります。
さてThick なのですが、分厚いことは分厚いのですが、これはサンドイッチとトーストに比べてということです。サンドイッチには分厚くて、トーストには薄いのです。昔はThickを作っているパンのブランドがほとんどなかったのですが、最近では重要が増えているのか、多くのパンブランドからこのThickが出ています。
自分の好みの厚みのパンをどうしても食べたいのであれば、スライスされていないままのを探してみましょう。丸いローフや食パンのスライスされていないものが売っているスーパーもありますし、ベーカリー専門店だと店頭に並んでいるので簡単に買えます。何も言わないとそのまま渡されるので、お店の人にスライスしてくれるか聞いてみましょう。厚みを聞かれれば、指でこれくらいに、、、と説明してもいいですし、何センチくらいにといっても良いでしょう。決まったトーストやサンドイッチ用のサイズしかスライスできないといわれるかもしれません。その場合は、パンスライスのナイフを買って自分で切ってみるのもおすすめです。このナイフは一般的にブレッドナイフと呼ばれます。ニュージーランドでは自分でパンを焼く人も多いので、ブレッドナイフは特別なものではありません。The Warehouse やKmart、ブリスコなどには必ず売っていますし、スーパーマーケットにも置いているところが多いです。
パンを切ったことがある人はご存知だと思いますが、パンを綺麗にスライスするのは意外に難しいです。でもコツを掴めば好みの厚さのパンが食べられるので試す価値はあると思います。パンが焼けて間もなくまだふわふわ柔らかい時は、切るとパン生地が押されてメチャクチャになるので、完全に生地が冷めるまで待ちましょう。
食パンは朝ごはんに、ランチにと気軽に食べるものですよね。学生さんは特に食べる機会が多いのではないかと思います。なので、気に入った厚みのものが見つかると、毎日が随分楽になるのではないかと思います。今回のトピックがどなたかのお役に立てますように。
トースト用ですがかなり薄め
Happy eating!
~PUKEKO