日本の秋の味覚、栗。それを自分で収穫するのは贅沢な日本の秋の風景だと思っていたら、、、、ニュージーランドでもできるんですよ。ニュージーランドには、自宅に栗の木があるお家が意外に多いのです。普段は栗の木は特に特徴のない木なので気がつかないかもしれませんが、秋から冬の初めにかけてあのイガイガを地面に落とすので、ああこれが栗の木だったんだと気がつくことがあります。Pukekoの家には栗の木はありませんが、お隣にも後ろの家にも大きな栗の木があります。栗の木はどんどん大きくなるので、自分の敷地を超えて枝を伸ばすしてきます。
お隣の栗の木。お隣の庭の半分はこの木のおかげで日影に。しかもプールにイガイガを大量に落とし、掃除が大変だとか。
うちの近所の栗の木も何年くらい経っているのかかなり古い木の様で、枝を四方八方に伸ばしています。風が吹くたびにイガイガが我が家の庭にゴロゴロ落ちてきます。うっかりぼーっと立っていると頭の上から落ちてきてとんでもないことに、、、、。マイナスなことばかり考えても意味がないので、栗拾いをしてみました。落ちてきたイガイガから栗をとってみたら両手ほどあったので、今度はそれらを湯がいてみました。味は日本と同じ栗です。イガイガから取るのは苦労しますが、長くつの先で避けたイガイガをさらに広げ、スコップで中の栗をすくう様にして取り出しました。
小ぶりなので手間の割には食べる部分が少ないのが難ですが、自分の栗の木じゃないので文句は言えず、、、
栗の木のオーナーであるお隣さんと落ちてきた栗を食べてみたよという話をしたら、
「いつでも勝手に庭に取りにきていいから、全部持っていって」
と言われ困惑。落ちてくるイガイガが邪魔になって仕方がないと言っていました。
なんでも自分では栗は食べないのだとか、、、。どうやって食べるのかと逆に聞かれる始末。
そういえばアジア系のお店ではこの時期栗を売っているのを見ますが、一般のスーパーなどでは見ませんね。他のキウィと話しても中の栗を取り出すのが痛いし面倒だし、それから調理するのが面倒だとのことで食べたことがないという人が多くてちょっとびっくり。
そんな上手い具合に近所に栗の木なんてないという方は、郊外の大きな公園に行くと大きな栗の木を見かけることがあります。特に特徴のない木なので、この栗がなる時期でないと栗の木だとわかりにくいかもしれません。タイミングが合えば栗拾いをしてはどうでしょうか?無難にそのまま湯がくにも良いですが、昨年Pukekoは”渋皮煮”というものに挑戦して見ました。手間はかかりますが、栗好きの人にはおすすめです。興味のある方はレシピを検索して作ってみてください。
- Happy eating!
- - Pukeko