先日子供の髪からシラミが見つかり、虫や卵がいました。
振り返ってみると、そういえば3歳の息子が痒い痒い言っていて、私も痒いから、シャンプー合わないのかな?くらいにしか考えていなかったが、友人がかかったとの報告を受け、子供同士も仲良く、保育園に一緒に行っているので調べてみると、白いとれない物体が。これは卵で、孵化したもの。茶色のものは、孵化前。
急いで使ったのがこちら、
友人が使っていたので、それをかり、次の日に薬局から買ってきて、もう一度子どもの髪の毛に使用しました。
あと、これはしつこく髪に付いていた卵を凄く役立ちました。(人とシェアできないので注意してください)
ちなみに、シラミとは?
シラミ(Head lice, Nits)は小さな寄生虫で、人間の頭皮や髪の毛に住み着きます。血を吸うことで生存し、かゆみの原因となります。シラミは飛んだり跳ねたりすることはできませんが、直接的な頭と頭の接触で簡単に広がります。
- **重要ポイント:**
- - シラミは清潔さの問題ではありません
- - 誰でも感染する可能性があります
- - シラミは病気を媒介しません
ニュージーランドでの一般的な対応
学校への対応
ニュージーランドでは、子供がシラミを持っていても、適切な治療を開始していれば学校に通うことができます。以下のガイドラインに従ってください:
- 1. 発見したらすぐに治療を開始する
- 2. 学校や保育所に知らせる(他の保護者に警告できるよう)
- 3. 治療を開始していれば、子供は通常通り登校可能
多くのニュージーランドの学校では、シラミが発生した場合、全保護者に通知を出して注意を促します。
治療法
ニュージーランドでは以下の治療法が一般的です:
1. 薬局で購入できる治療薬
- **シラミ専用シャンプー/ローション**:ファーマシーで購入可能
- **ディメチコン製品**:シリコンベースの製品で、シラミを窒息させる働きがあります
- **ハーブ系製品**:ティーツリーオイルなどの自然成分を含む製品も人気
**購入場所**:Pharmacy, Chemist Warehouse, Countdown, New World などで購入可能
2. コーミング法(櫛で取り除く方法)
1. コンディショナーを髪全体に塗布
2. シラミ専用の細かい櫛で髪をセクションに分けて丁寧に梳かす
3. 2-3日おきに2週間続ける
3. 自然療法
- **ココナッツオイル**:厚めに塗布し、シラミの呼吸を妨げる
- **アップルサイダービネガー**:希釈して使用(頭皮への刺激に注意)
予防法
- 定期的な頭髪チェック(週に1回程度)
- 長い髪はまとめる
- シラミ予防スプレーの使用(科学的効果は限定的)
- 帽子や櫛などの共有を避ける
Q and A
**Q: シラミがいる場合、子供を学校に行かせても大丈夫?**
A: はい、治療を開始していれば登校可能です。ただし、学校に知らせることをお勧めします。
**Q: 家族全員が治療する必要がある?**
A: シラミが見つかった場合は、同居家族全員をチェックし、必要に応じて治療してください。
**Q: 家の掃除はどうすべき?**
A: シラミは人間の頭から離れると24時間以内に死滅するため、過度な掃除は不要です。使用した寝具やブラシ類を洗うだけで十分です。(60℃以上で10分放置がよし)
**Q: 繰り返し感染するのはなぜ?**
A: 完全に駆除できていない、周囲の子供から再感染した、または耐性がついたシラミである可能性があります。治療法を変えてみてください。
まとめ
シラミはニュージーランドではよくある問題らしく、日本では私の親の時代に居たというのは聞いておりますが、なかなか子どもが痒い。といって、じゃあシラミかな?とはならないと思います。
早期発見と適切な治療が大切で、ニュージーランドでは学校や医療機関も協力的ですので、必要に応じて相談してみてください。
定期的なチェックと適切な対応で、シラミ問題は効果的に管理できますので、参考になれば幸いです。