ニュージーランドでは車が便利

ニュージーランドは、都市部ではバスや電車が走っていますが、それほど本数は多くなく、基本的に車社会です。日本で国際免許証を取得しておけば、ニュージーランドで車を運転することができます。ニュージーランドは右ハンドル左車線と、日本と同じなのでとても運転しやすいです。ただ、日本とニュージーランドでは違うルールもありますので、私が戸惑ったところを紹介します。

戸惑った交通事情

カーブの時の看板に書かれている数字

山道を走っていると、カーブに差し掛かった時に、「65」や「35」など数字が書かれた看板をよく見ます。最初はよく分からず、スピード制限なのか、そのカーブの角度を表示しているのかと思いました。しかし、実際はそのカーブを曲がるときにその速度までスピードを落とした方がいいよ、という表示です。山道などは80～100km/hが制限速度のことが多いのですが、カーブを曲がるときにどの程度曲がるカーブなのか知っておかないとかなり危険です。なので、そのカーブを曲がる時の目安スピードを表示してくれているのです。

道路工事がやたら多い

私がニュージーランドに来た頃、とても大きなハリケーンがニュージーランド全土を襲い、あらゆる道路が陥没したり土砂崩れになったりしました。そのせいもあり、ありとあらゆるところで道路工事が行われていました。片側通行になっている時に信号機がある時もあるのですが、人が立っていて「STOP」「GO」のどちらかの看板を持っていました。私は最初「STOP」を一時停止だと認識し、一時停止した後進んでしまったのですが、危うく事故になるところでした。「STOP」の表示の時は、「GO」になるまで待ちましょう。

片側通行の橋が多い

ニュージーランドでは川が多く、橋を渡ることがあるのですが、なぜか橋はとても狭く、片側通行で交代交代で渡ります。橋の前に「ONE WAY」と書かれているので、その表示を見た時はスピードを落としましょう。橋の直前に矢印の書いてある看板があるので、その矢印が太い方が優先通行です。

ラウンドアラウンド

いわゆるロータリーです。日本にはあまりないので最初はかなり戸惑うかと思います。3方向以上に曲がれるときにあることが多く、左向きにしか進めません。右から車が来ていないタイミングを見計らってロータリーに入ります。一つ目の出口に出る時は左の車線から左のウィンカーを出します。直線に出る時は、左車線でも右車線でもいい時があります。まっすぐ抜ける時はウィンカーを出さなくてもいいですが、ウィンカーを出しておくと確実です。3つ目以上の出口に出る時には右のウィンカーを出しておきましょう。Uターンをしたい時にもとても便利です。事故が起きやすい場所なので、よく注意して走ってください。