オークランド市内バス/鉄道が来月(2016年8月)14日から料金システムを大幅に改定する。この変更で得になるのは、目的地から遠くに住む利用者となる。

これまで乗車毎に設定されていたバス・鉄道料金だが、今後は、AT HOPカードを利用すれば、4時間以内に5回までバスや鉄道を乗り換えても、1度の乗り換え時間(降車時にタグ・オフしてから、次の乗車時にタグ・オンするまでの時間)が30分以内の同区域内の移動であれば、バスを乗り継ぐ度に課金されることは無くなり、更に、乗り換えて区間を越えても、移動した区間分の料金から、既に支払った分を自動的に差し引いて、次の降車時に徴収される。

なお、1ヶ月定期パスは、NZ＄200のみとなる(※2017年1月29日から、NZ＄210、そして、2018年2月11日からは、NZ＄215に値上がりしている)。その為、鉄道、バスを全区域使える定期パス利用者にとっては50ドル安くなるものの、これまでシングルゾーン区域内（A・B・C区域内）もしくはダブルゾーン区域内（ABもしくはBC区域内）の1ヶ月パスを＄140ドルで購入した人が引き続き定期を購入したい場合は60ドル多く支払わなくてはならない。なお、これまでと同様に空港シャトルサービスはこの定期パスは利用できない。