カメラ・スマホの自撮り写真でもＯＫ？
５年、１０年毎に更新するパスポート。手続きに必要な書類のひとつに「証明写真」がありますよね。胸から上の顔と頭全体が、はっきりと撮影された認識するための顔写真のことです。
日本では写真館や証明写真撮影ボックス等で手軽に作成できます。ここＮＺでも「Passport Photo」と看板が出ている印刷ショップやファーマシー（薬局）などでも撮影可能。しかし、少なくとも＄１０以上の費用が、かかります。
それならば、自分や家族に撮影してもらった写真をパスポート用写真サイズに加工、プリントすれば、かなりコストを抑えることができますよね。
今は便利な無料のアプリやソフトがあるので、スマホやＰＣでの加工も簡単。さっそく、人気のアプリ＆ソフトをご紹介しますね！
加工・修正に便利な無料の証明写真用アプリ・ソフト
まずはスマートフォンで使える無料アプリをiPhone版／Android版でみてゆきましょう。
スマートフォン用無料アプリ
iPhone版
- ・履歴書カメラ
- 特徴：肌補正はもちろん、クマ消し機能も。Android版もあり。
- ・美肌証明写真
- 特徴：ガイド付きで撮影しやすい。美肌加工がスライドバーで手軽にできるのも〇
Android版
- ・証明写真アプリ
- 特徴：コントラストの美肌調整の他にシミ・ソバカスの補正機能もアリ。
- ・パスポートサイズフォトメーカー
- 特徴：パスポート写真やビザ申請用に特化したアプリで国別の背景をチョイス可能。美肌加工なし。
ＰＣ用無料ソフト
カメラで撮影したデータをＰＣで加工する場合は、次の無料ソフトがオススメ↓
ＰＣ版
- ・証明写真をつくろう！
- 特徴：証明写真加工の元祖的ソフト。操作も簡単。
- ・IDphotoGenerator
- 特徴：ソフトをダウンロードすることなくオンラインで手軽に加工修正可能。
パスポート写真の撮影方法
自分でパスポート用の写真を撮影する場合のポイントまとめてみました↓
髪型
特に厳しい規定はありませんが、以下の３点はチェックしておきましょう。
- 前髪が目にかからないようにする
- 髪で輪郭を隠さない
- ボリュームのある髪の場合は顔をアップにして撮影
3.は、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、認証のためには顔がハッキリと分かることが重要です。
髪全体がすべて写真に入らなくても構わないので、顔のパーツが鮮明に写るように顔部分をアップで撮影しましょう。
服装
髪型と同じく、特に厳しい規定はありませんがＮＧなのは以下の３点。
- 背景と同じ色の服装
- 帽子・ヘアバンドなどの装飾品の装着
- タートルネック等の衣服
1.の理由は「背景と人物の境目が不鮮明になるため」
3.はタートルネックの着用を禁止するものではなく、「アゴや顔の輪郭を隠すもの」がＮＧということです。
背景
証明写真用の背景の規定は「単色・薄い色・無地」の３点が推奨されています。柄やグラデーションの背景は顔認証がしづらくなるため、最悪却下されることも。
「白、アイボリー、薄いグレー」等の色の壁をバックに撮影しましょう。もし、適した壁が無い場合は布や紙を利用した「背景」を作って撮影を行いましょう。
光
室内で昼間の「自然光」で撮影することをオススメします。比較的、加工修正の手間がかからない画像が撮れるからです。
どうしても夜間の撮影になる場合は、照明の位置に気を付けて顔部分が暗くならないように気を付けましょう。
印刷
自宅のプリンタの性能が高いようでしたら、セルフプリントもＯＫ。ただ、写真専用用紙などの準備を考えるとＮＺなら、Warehouse StationaryやSmith Cityなどのプリントサービスを利用するのが手軽です。（日本はコンビにやモールにあるプリントサービス機など）
近くに店舗が無い場合は、ネットでプリントサービスをオーダーすることもできます。事前に調べて、手軽でお得な方法を選びましょう。
今回は「手軽な証明写真用無料アプリやソフト」と「撮影のポイント」の記事でした。申請前にバタバタと撮影できる店舗を探し、＄１０以上かけて撮影するよりも、手軽な自撮りでサクッと作成するのもアリですよね♪
プリントサービスも１枚（パスポート写真３枚分入り）で＄１～２位で出来るので、かなりお得。特に小さいお子さん、赤ちゃんの写真を外で撮るのは至難の業なので、慣れた自宅で機嫌の良い時に撮影したい方も多いハズ。
昔はフォトショップなどの写真加工ソフトを駆使してましたが･･･今は無料のソフト＆アプリが出ていて本当に便利です。皆さんも↑を手軽に利用して、お得に「パスポート写真」作成してみてくださいね☆
- ※証明写真の細かい規定・注意点については外務省の公式ホームページ↓を参照してください。本記事の画像及び規定内容の引用参考元：外務省ホームページ「旅券用提出写真についてのお知らせ」より
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100171389.pdf
