「米のとぎ汁 掃除 エコ」などで検索すると、色々なレシピや使い方が出てきます。
今までこちらのトピックでも掃除はもちろん、美容化粧水や植木の栄養液など、いくつか紹介記事がありましたよね。
米のとぎ汁を発酵させた「乳酸菌発酵水」を飲んだり、化粧品として肌につけるとなると「水道水じゃない方がよい」とか「お米は無農薬のもので」など、いろいろ気をつける点もあり、めんどうくさがり屋な私は、ついスルーしてしまうことも。
そんな私でも続いている、掃除用「みとぎ汁」の作り方を今回はご紹介します。
作り方は簡単に言うと・・・準備した材料を瓶に入れて一晩放置しておくだけ。
それをスプレーボトルに入れて、シンク、コンロ周りの油汚れに、壁や床のタイル、洗面所や鏡、窓ガラス、バス周りにトイレ掃除と大活躍。
この「みとぎ汁」を使っているお蔭で、我が家では「バス用洗剤」「トイレ用洗剤」等を買ったことはありません。
とぎ汁を下水に流す量を減らし、洗剤として活用できる。
まさに「エコで節約」なアイテムですね!
ちなみに・・・「みとぎ」は「三研ぎ」のことで、洗米した3回目の「とぎ汁」ということ。
1、2回目はゴミを洗い流すつもりで、3~5回目まで位の薄く白濁した「とぎ汁」を使いましょう。
「みとぎ汁」の作り方
掃除用みとぎ汁
- 【準備するもの】
- ・米とぎ汁 400cc(3回目~)
- ・塩 4g(入れなくても可)
- ・唐辛子 1本
- ・400㏄のガラス瓶
1. まずガラス瓶に塩4gと唐辛子1本を入れておく。その上から、3回目以降のとぎ汁400ccを注ぐ。
2. 軽くフタをして1日放置。(フタはしっかり閉めないように)
3. 翌日からスプレーボトルに入れて掃除に使用可能。
4. とぎ汁を足す場合は、残っている汁の半量を捨て、新しいとぎ汁を入れる。
- ⇒用途
- シンク、コンロ周りの油汚れ、タイル、風呂、トイレ掃除に。
※塩は保存期間を長くするためで、入れなくても発酵します。
※唐辛子を入れるのは雑菌の繁殖を抑えるため。よって食用や化粧水などには使わないでください。
食用・掃除用みとぎ汁
- 【準備するもの】
- ・米とぎ汁 200cc(3回目~)
- ・塩 2g
- ・クコの実 3粒(黒糖2gでも可)
- ・あれば陳皮2~3枚(ミカンの皮を天日で乾かしたもの)
- ・200㏄のガラス瓶
作り方は「掃除用」と一緒です。
但し、食用なので発酵した後は冷蔵庫に入れて2~3日以内に使い切る。
キャベツを刻んで作るザワークラウトに50㏄程入れたり、漬け物・ピクルス等にも使えます。
- ⇒用途
- 漬物、ピクルス。
- 木のフローリング床、木製家具の掃除
- 入浴剤としてお風呂へ
化粧水用みとぎ汁
- 【準備するもの】
- ・米とぎ汁 200cc(3回目~)
- ・クコの実 3粒(黒糖2gでも可)
- ・あれば陳皮2~3枚(ミカンの皮を天日で乾かしたもの)
- ・200㏄のガラス瓶
作り方は「掃除用」と同じ。
前出の食用・掃除用から塩2gを抜いたレシピです。
化粧水でもよいし、洗顔水として使ってもOK。
※水道水が気になる方はフィルターろ過した水や、精製水をご使用ください。
※発酵後、冷蔵庫に入れて1~2日以内に使い切ってください。
※かならずパッチテストをしてからご使用ください。
いかがでしたか?
思ったより、簡単なレシピですよね!
ちょっと古くなったり、ビンの口周りがカビてきたら、迷わず捨てて次を仕込みましょう。
超簡単な節約エコアイテム「みとぎ汁」
みなさんも是非、毎日の暮らしの中で使ってみてくださいね♪