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レンタカーを利用する際の注意事項

最近個人旅行をされる方が増えてきて、ニュージーランドでレンタカーを借りる機会も増えてきたようですが、その際の注意する事をご紹介します。

rent a car

まずレンタカー会社ですが、大きく分けて2つのタイプに分類できます。
いわゆるエイビスとか、ハーツのような名前が知られている会社と、地元の小さな会社です。前者は、新車に近い車を使用しているし、ネームバリューのためか、値段が高めです。後者は古めの車を使用するので、値段が安めです。

商品やサービスは値段に比例するというのは、レンタカーも例外ではありません。

値段の高い会社はそれなりにバックアップ体制が充実しているし、新しい車が借りられます。北島と南島の間は、 フェリーに載せなくても良いようにウエリントンとピクトンにそれぞれオフィースがあります。 このメリットは、車をフェリーに載せなくてもいいので、フェリー代が安くなります。しかし、車を乗り換えるので、荷物をすべて車から出してフェリーに乗らなければいけないので、大きな荷物がある場合は面倒です。

値段の安いレンタカー会社は少し古めの車を使用するし、一応24時間のロードサービスも付いていますが、車の故障などで代替え車が必要な場合は、直ぐに手配ができない場合があります。また、ウエリントンとピクトンにオフィースが無い会社はフェリーに車を載せなければいけないので、その分の料金が発生します。ウエリントンとピクトンにオフィースがある会社もありますが、車を乗り換えると2つの契約になってしまってフェリーに載せるよりかえって値段が高くなってしまうこともあります。

契約が長くなれば1日あたりの値段が安くなります。例えば、3日以内の契約期間なら1日あたりの料金が○○ドル、6日以内なら1日あたりの料金が△△ドルのようになっています。ですから、契約期間が2つに分けられると、1日あたりの使用料が高くなってしまいます。(レンタカー会社によって、若干システムが異なる場合があります。

その他では、走行距離に応じて追加料金が取られるかどうかや、借りた場所と違う場所で返却する場合、追加料金が取られるかどうか、保険内容の確認などが必要です。

特に保険は各会社によって大きく違うので、たとえ車の料金が安くても保険を考慮に入れると高ついてしまうこともあります。


車を借りる前に傷等のチェックがあるが、それもよく確認しましょう。
もし担当者が傷に気がつかずに貸してしまい、返す際に傷を発見されると修理費を請求されることがあります。

次に車を借りる際に必要なものだが、国際免許証若しくは、英訳された免許証、
それにクレジットカードが必要となります。

夏の観光シーズンが近づいてくると、レンタカーの料金も上がるし、条件も厳しくなります。

例えば、最低何日間借りなければいけないとか、北島と南島で車を乗り換える時は、 それぞれの島での使用日数に条件が出てきたりします。 もちろん、車をフェリーに載せて行く場合は問題ありません。

その他注意する点は、レンタカーの場合は24時間制で借りるので、
借りる時間と返す時間を考えなければいけません。

例えば、10時に借りた場合、次の日の10時までに返せば1日分のレンタル料金ですが、10時を超えると 2日分のレンタル料金になってしまう場合があります。

以上のようなことを知っていると、後で揉めたり、後悔したりすることが減るでしょう。

 

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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