古い家具の生まれ変わり
日本ではペンキはペンキ屋さんにお願いするというのが一般的なようですが、ニュージーランドでは自分たちで塗るのがほとんどです。二階建ての上階の外壁とか、屋根なんかは高さもあるし安全性を考えて業者さんに頼むべきですが、危なくない場所であれば自分で塗ります。
しかしこのペンキ塗り、絵の具のように”塗ればいいんでしょ?”という感覚でいるととんでもない失敗をしてしまうので、やったことのない方は下調べが必須です。Pukekoは家の外壁のコンクリート、木の部分、家の中の壁などありとあらゆる物のペンキを塗りました。失敗もしましたし、後悔をしたことも数えきれず。でも慣れていくと失敗も減り、自分で塗ればお金もずいぶん節約できます。先週末に古いベンチセットのペンキを塗り直しました。20年以上も使っている木製のベンチセットなのですが、何度もペンキを塗り直し、がたがきている部分を補修し使っています。見た目があまりにも酷くなってきたのでペンキを塗り直しました。これまでに4回くらい塗っています。
こちらが年季の入ったガーデンベンチセット
まずガーデンに置きっぱなしなので、埃や泥はねなどをきれいに取り除きました。ウォーターブラスターを使うときれいになります。この時に剥がれかけているペンキも取ってしまいました。まだしっかりくっついているペンキはそのままにしています。それを乾かしてペンキがめくれてきたり、表面がスムースでない部分を軽くサンドペーパーでスムースにしました。その後普通のホースでサンドペーパーから出た粉などを洗い流しました。そしてまた乾かします(庭に放置)。
ペンキは直接大きな缶から塗るのではなく、使い捨てできるコンテナーなどに小出しして使います
ペンキは大体の色合いを考えて、ハードウエアハウスやペンキ屋さんへ行きます。そこでお店の人に何に塗るのか、屋外に置くのか室内か、すでにペンキが塗ってるものの上に塗るのかなどを話して、適したペンキを教えてもらいます。その種類の中から好きな色を選びます。アンダーコートという、ペンキの下に塗る液体があるのですが、これが必要な場合もあるのでこれが必要かも聞きます。ペンキは大抵2度塗り、色が出ない場合は3度塗りする場合もあります。
今回のベンチセットはアンダーコートなしで2度塗りをしました。仕上がりはまあまあ、これでしばらく使えるでしょう。
これで2度塗り、完成です
Happy painting!
-Pukeko