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ニュージーランドのグリーンティーあれこれ

グリーンティーが日本の代表的な飲み物だったのは昔の話。今やたいていの国でグリーンティーを見かけます。カフェのメニューにコーヒーや紅茶と並んでいることも多いですね。スーパーでも各社メーカーからグリーンティーが出ています。ということで、今回はニュージーランドのお店で売られているグリーンティーをチェックしてみました。

Dilmah - Pure Ceylon Green Tea

Dilmah - Pure Ceylon Green Teaまずはプレーンなグリンティー。こちらはDilmah社のさっぱりとした苦味のない飲みやすい緑茶です。日本以外の緑茶は、緑茶といえども黄色っぽい色をしたものが多いですが、これは薄いグリーンです。お茶が大好きなPukekoのお気に入りです。

 

Twining - Pure Green Tea

Twining - Pure Green Tea紅茶で有名なトワイニング社からも。

 

Red Seal - Lemon Ginger Green Tea

Red Seal - Lemon Ginger Green Teaこの辺りからPukekoは引いてしまいがち(笑)なんですが、緑茶にフレーバーをつけたもの。これはヘルスフードで有名な red seal 社のレモン&ジンジャーフレーバー。緑茶、レモン、ジンジャー、どれも体には良いのですが、だからといってこの3つを一緒にしてしまうのはどうかと、、、。レモン&ジンジャーを混ぜるなら、緑茶でなくてもいいんじゃないですか?と思うのは私だけでしょうか?

 

Dilmah - Pure Ceylon Green Tea with Lemongrass

Dilmah - Pure Ceylon Green Tea with Lemongrassこちらはレモングラス。レモングラスにしろ、ジンジャーにしろ、かなり臭いのキツイものと混ぜてしまうと緑茶の味も香りも感じられなくなりますが、、、

 

Dilmah - Pure Ceylon Green Tea with Moroccan Mint

Dilmah - Pure Ceylon Green Tea with Moroccan Mintそしてモロカンミント。モロッコのミントですね。ミントティーが好きな人は試してはいかがでしょうか?

 

Red Seal - Green Tea and Peach

Red Seal - Green Tea and Peachこれは緑茶のピーチフレーバーです。ホットでもコールドでもお茶が出ます。夏に私たちが麦茶を飲む感覚で、糖分を含まない冷たいドリンクを探しているなら試す価値アリかもしれません。糖尿で砂糖もミルクも摂れない義母に送ったら、ストレートでも飲めると喜んでくれました。

 

そもそもグリーンティーとはなんなんでしょうか?チャノキ(茶樹とも書く)と呼ばれるツバキの仲間の木の葉から作られています。摘み取った葉を加熱処理し、発酵を止めたものです。日本で最も飲まれているお茶はもちろん緑茶ですが、意外にも中国や台湾でも同じのようです。そういえば、おなじみのジャスミン茶は葉自体は緑茶ですね。日本人が中国茶として思い出すウーロン茶やプーアル茶は特殊なお茶の部類で、産地以外ではあまり一般的に飲まれないとか。大昔香港通いをしていたPukekoは、中国人はみんなプーアール茶を普段飲んでいるのだと思い込んでいました。

少し突っ込んで、緑茶と紅茶、ウーロン茶の違いを見てみましょう。元となる葉は同じなのです。生の葉からお茶っぱになるまでの工程で、乾燥&発酵が行われるのですが、この発酵の度合いによって違う種類のお茶になるのです。葉は発酵が進めば進むほど赤みを帯びてきます。それは成分のカテキンが酸化するからだそうです。緑茶は発酵させないので不発酵茶、ウーロン茶は半発酵茶、そして紅茶は完全発酵茶となります。ついでに黒茶と呼ばれるお茶は、麹菌によって緑茶を発酵させ、さらに熟成させたもので後発酵茶と呼ばれます。同じ葉からこれだけ違うものができるなんて、お茶って奥深いですよね!

Happy drinking!

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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