ニュージーランドに来てから、虹を見るチャンスが増えたという人は多いのではないでしょうか? 雨上がりなどに犬の散歩に出ると虹が出ていることが多いので、最近では珍しいとも思わなくなりましたが、ニュージーランドに来て間もない方は、大きな虹が見えるのでびっくりされることが多いようです。
Q1) 虹はどうしてできるのでしょうか?
A1) 虹は雨が降ったあとなど空気中に増えた水分に太陽の光が当たって、反射や屈折をすることでカラフルな色ができるのです。
Q2) 7色の虹は世界共通?
A2) 日本では7色だと言われている虹ですが、ニュージーランドでも同じようです。マオリ人にとっても虹は7色です。7色に見えるのは、太陽光線が7色に分解されるためだといわれています。でもこれは世界共通ではありません。例えばイギリスやアメリカでは6色だと認識されているようですし、ロシアではなんと4色だそうです。
Q3) 7色の虹の色は何?
A3) 一般的に外から赤、オレンジ、黄色、緑、青、 濃紺、紫となります。
Q4) なぜいつも虹は半円形?
A4)虹は本当は丸い、円形をしています。でも地面の下の部分は見えないので地上の上の部分である半円形に見えるのです。太陽の位置が低い朝や夕方は大きなアーチ状の虹を見ることができ、太陽の位置が高い昼間は地平線すれすれに見えます。
Q5)「 虹の根元には宝がある」と言われているのを聞いたことがありますが、、、
A5) 虹は太陽光線が水滴に反射したものなので、”根本”というものは存在しません。ちょっぴりがっかりですね。
虹が見えるのは、科学的な理由があってのことだとわかっていても、大きな虹が見えた時はなんだか嬉しくなりませんか?それがダブルで見えた時なんて”絶対明日は良い事があるぞ!”なんてすごくポシティブな気分になりますよね。こうやって考えると、雨あがりのお散歩が楽しくなりますよ。
世界のあちこちでもポジティブなイメージの多い虹
Enjoying watching rainbow!
ーPukeko