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Pukekoのオガニックガーデニング 大豊作のフィジョアを無駄なく食べよう!

知っているようで知らないフィジョア

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ニュージーランドに来て初めて知ったフィジョア。最初に食べた時は、マイルドな甘みとわずかな酸味になんだか中途半端な味の果物だなあと思ったものですが、今ではフィジョアを食べるのが楽しみで、秋がくるのを待ち焦がれているほどのフィジョアファンです。キウィにとってフィジョアはお店で買う果物ではなく、庭で育てて”消費”するもの。一旦フィジョアの木が定着すると、たくさん実をつけるので収穫の時期には大量に実をつけます。Pukekoの庭にはこのフィジョアの木がいろんな種類を混ぜて8本植えてあります。

収穫後はさっと洗って、変色したり、小さな穴の空いてるものは虫が入っている証拠なのでこれらを取り除きます。

食べごろに熟すと自然に木から落ちるので、それをそのまま地面に放置せずに集めてやります。そのままにしておくと虫が食ったり、傷んだりしてきます。半分に切ってスプーンで中身をすくって食べるのが一般的ですが、そのまま食べるだけでは飽きてくるので、フィジョアの美味しい食べ方をご紹介します。

調理しても味や香りがそのまま残るので、ベイキングにも向いています。パウンドケーキの材料にフィジョアの中の果肉を混ぜ込んでフィジョアケーキ。フィジョアだけのケーキでなく、ほかの果物と混ぜて焼けばレシピは無限です。リンゴや梨とも相性は抜群です。クランブルもおいしいです。ジャムやチャツネにも向いています。

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お手頃にマフィンに混ぜてみてはどうでしょうか?

 
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簡単にたくさん食べるなら、スムージーが最適。

 

低カロリーで繊維質に優れ、ビタミンCも豊富です。おうちにフィジョアの木がないという方は、この機会に植えてみてはどうでしょうか?トロピカルから涼しい気候まで幅広い地域で育ちます。いろんな品種が出回っていますが、大抵2mから3mほどの高さで1.5mほどの幅に育ちます。植えるのに適した場所がない場合は、ポットでも充分育つ木です。その場合は、できるだけ大きなポットを用意してやりましょう。一年のほとんどの間濃い緑の葉をつけているので、木は植えられないけど、何か緑が欲しいなあという方にもポットでの栽培がおすすめでです。

Happy eating!
- Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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