Pukekoは、ニュージーランドに来るまで、Yamsを見たことがありませんでした。最初にスーパーの野菜コーナーでこれを見た時、赤い芋虫かと思ったんです。親指サイズでモコモコした奇妙な形の野菜、Yamsは元々南アメリカが原産です。ニュージーランドで一般的に売られているのは赤いYamsですが、黄色やオレンジの品種もあります。育て方はジャガイモと似ていいます。栽培期間がかなり長くかかり、霜が降りなくなった春の初め頃に植えます。マイルドな甘みのあるYamsは、アメリカのレシピブックではスイートポテトと同じように扱われています。
お店で買う場合、6月から秋の初め頃まで出回っています。では、どんなYamsを選べばよいのでしょうか?もちろん傷のあるものは避けますが、他には固くて鮮やかな明るい色のものを選びます。色がくすんでいるものはやめましょう。買った後は、ビニール袋に入れて傷をつけないように冷蔵庫に入れておきます。食べる前に洗います。皮はむきません。汚れがある場合は、スクラブを使って汚れを落とします。栄養的には繊維を豊富に含み、葉酸やビタミンAやB6が豊富です。
食べ方は色々あります。
- クムラやポテトをローストする代わりにYamsローストもなかなかですよ。
- ニンニクを混ぜてYamsマッシュ。
- スライスしたものを炒めます。シャキシャキ感を残した方が美味しいです。
- 軽く湯がいたものをスライスしてサラダに。
- 生のYamsと人参やセロリなどと混ぜて、お口直しのサラダに
- 電子レンジで1個につき1分弱温めるだけで、簡単なスナックに。
- ベシタリアンカレーの具の1つに。
- パンプキンなどと一緒にホワイトソースベースのグラタンにも。
見た目とは違って味に癖がないので、食べ方は限りなくあります。オリジナルのYamsの食べ方を楽しんでください。
Yamsを育ててみたいと思われる方は、買ったYamsをいくつか置いておき、霜が降りなくなった春頃にジャガイモを植える要領で植えてみてください。栄養のある水はけの良い土を好みます。ただ育つ期間が長いので、小さな畑しかない場合は、畑にYamsを植えてしまうと長い間場所を占領されてしまいます。そういう場合は、畑以外の庭の端のエリアやポットに植えた方が良いかもしれません。収穫時には、1つ残らずYamsを土の中から取り出してしまいます。もういらないからといって小さいものでも土の中に残しておくと、春になって細かい雑草のようなものがたくさん生えてくるようです。
どうでしたか?Yamsってなんだか面白そうな野菜に思えてきましたね。Pukekoも今度植えてみようと思います。日本でヤムイモと呼ばれる芋類とYamsは違うので、気をつけましょう。