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Pukekoのオガニックガーデニング レモンの季節がやってきた!

夏が終わり、古くなった根っこや葉っぱなどを庭から片付け、さみしくなったなあと思う頃に登場するレモンたち! ニュージーランドのおうちには大抵1本か2本のレモンの木があります。レモンはポットでも育つので、ベランダやデッキに小ぶりのレモンの木を植えられているお家も多いですね。ニュージーランドでメインの品種はメイヤーですが、ほかにもあります。我が家の庭には、2種類のレモンの木が合計4本あります。レモンは環境が良いとぐんぐん成長しますが、時々枝を切ってやれば、野放しに枝を伸ばすことを防げます。柑橘系の木は病気になりやすく、カビにも弱いので、日当たりが良く、風がよく通るところへ植えてあげてください。枝の中に風が通ることは大事です。

今年は大豊作のレモン。黄色くなるのが楽しみです。

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さて、うまく育ってレモンの大収穫!となると、うれしい悲鳴をあげたいところですが、かえってたくさんのレモンをどうしていいのかわからないという方が意外に多いです。我が家は昨年どの木のレモンもいまいちの収穫で、お隣とお友達にお裾分けをお願いしました。お隣はたくさんなっているレモンをほとんど使わずに、夏前まで古くなったレモンを木につけたままでした。勿体無い(古いレモンは香りもなくなり美味しくなくなる)ことです。

せっかく育った自家製レモン、無駄なく美味しく食べましょう。使い方は無限ですよ。酢の物を作る時に酢の代わりにレモン汁を何割か混ぜるとキンとする酢の酸っぱさだけでなく、マイルドなさっぱりした味になります。サラダドレッシングにレモン汁を使えばレモンはどんどん消費できます。ちょっと疲れた、風邪気味かなという時は、ご存知のようにレモン汁と熱湯にはちみつを混ぜて飲めば、ビタミンCの摂取になり、咽の通りがスムースになって気分も楽になります。

Pukekoは、チーズケーキに自家製のレモンを使うのが大好きです。

photo-2 安全なのはもちろんですが、香りが市販のレモンよりも強い気がします。

収穫してからすぐに使うからかもしれませんね。

たっぷりレモン汁を混ぜたチーズケーキはレモン好きにはたまりません。

 

それと自家製のスプレーフリー(無農薬)のレモンを手に入れた時だけ焼くレモンのパウンドケーキも、この時期の家族のお楽しみです。

photo-3レモン汁にレモンの皮も擦ってパウンドケーキの生地に混ぜ込みます。

生地をませている時からレモンの良い香りがキッチンに漂って、なんとも幸せな気分に。

レモンの皮を擦る時は、表面の黄色い部分だけを使います。白い部分は苦いのでご注意。

 

ほかにもレモンのクッキーやレモンカードなど、レモンの季節に作りたいお菓子はたくさんあります。ビタミンCの宝庫のレモン、美味しく食べて風邪を予防しましょう。

Happy gardening!
- Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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