おかず? それともデザート?
ニュージーランドで”Fish Cake”という食べ物を聞いたとことがありますか?魚のケーキではありません(!)。Fish & Chips Shopでメニューに載っているのを見たことがある方もいると思います。この国では一般的な食べ物です。スーパーで見るFish Cakeは衣がついた薄い円形のものが多く、これをオーブンで焼いたり、揚げたりして食べます。Fish Cakeというくらいですので、材料には魚が含まれています。これに芋などのデンプンを混ぜて形にしてあります。
家で手作りする場合は、codなどの白身の魚にジャガイモを混ぜて、これに衣をつけて油で揚げるのが一般的です。魚のコロッケのようですね。本来は調理した魚の残り物を捨てないで、芋や野菜を混ぜ、違うおかずに活用した一品だったそうです。これが最近のレストランのメニューになると、この白身魚がスモークサーモンになったり、高級な魚になったりとアレンジされているようです。
Fish Cakeと呼ばれるものは、実は世界中にあります。大まかに分けて西洋では上に説明したものや、それに似通った材料が使われていますが、東南アジアでFish Cakeというと、魚やいかエビなどのすり身を多く使い、日本でいうさつま揚げに似たものになります。材料にチリや香菜を混ぜ込んでアクセントをつけたり、独特のたれにつけて食べる国もあります。これをそのまま食べたり、汁麺に入れたりして食べます。道でBBQのように串刺しにして、炭火で焼いたものをおやつ代わりに食べる国もあり、おでんのように汁に入れて煮込むところもあります。
Pukekoはツナ缶や鮭缶を使って作る時があります。これらをマッシュポテトに混ぜて形を作ります。揚げることもありますが、それほど分厚くなければフライパンで焼くときもあります。表面がカリッとなるように焼くと美味しいですよ。たっぷりのサラダを添えていただきましょう。
スーパーなどで売られている冷凍のFish Cake
- Happy eating!
- - Pukeko