コロナウイルスの問題はあるものの2022年度のスーパーラグビーは2月18日に開幕することになっています。
新しく2チームが加わりまもなく開幕を迎えるにあたって今年のスーパーラグビーについて紹介していきます。
★パシフィックのチームが追加になった2022スーパーラグビー★
以前から検討されていてなかなか実現しなかったパシフィックのチームのスーパーラグビーへの参加。
ワールドラグビーの資金協力があったことによりパシフィックからモアナパシフィカ、フィジアン・ドゥルアの2チームが加わることが実現し大会の名前も「スーパーラグビーパシフィック」に変更になりました。
- (Photo:2020年12月 マオリオールブラックス v モアナパシフィカ ハミルトンにて撮影)
★大会概要 & チーム名(本拠地)★
2020年20021年の二年間はコロナウイルスの影響で国をまたいでの開催が難しくなったのでこの2年はニュージーランド(NZ)の5チームでスーパーラグビーAotearoa、オーストラリア(AUS)の5チームでスーパーラグビーAUで行っていて、2021年はNZとAUSの間でトラベルバブルにより実現した為スーパーラグビートランスタスマンの開催に成功。
2022年も引き続きコロナウイルスの影響で国をまたいでの開催が難しくなり当初の日程から変更になりました。
まずは、新しくモアナパシフィカが加わったNZの6チームはNZ国内で総当たりで対戦、同様に新しくフィジアンドゥルアが加わったAUSの国内の6チームで総当たりで行われます。
これにプラスして同国のチームの中から3チームとライバルマッチが加わり各チーム合計8試合を行います。
その後国をまたいでNZのチームとAUSのチームの対戦が行われる事により6試合プラスとなり各チーム合計14試合。
全てのRoundが終了したら上位8チームでのプレイオフで優勝を決めることになりますが、国をまたいで行われることで規制の厳しいNZ政府なのでコロナウイルス次第と言う事になりそう。
- 「NZの6チーム(本拠地)」
- ・ブルーズ(オークランド)
- ・チーフス(ハミルトン)
- ・ハリケーンズ(ウエリントン)
- ・クルセイダーズ(クライストチャーチ)
- ・ハイランダーズ(ダニーデン)
- ・モアナ・パシフィカ(オークランド)
- 「AUSの6チーム(本拠地)」
- ・レッズ(ブリスベン)
- ・ワラターズ(シドニー)
- ・ブランビーズ(キャンベラ)
- ・フォース(パース)
- ・レベルズ(メルボルン)
- ・フィジアン・ドゥルア
★試合スケジュール★
https://www.superrugby.co.nz/pacific/
NZのコロナウイルスの影響で上記のリンクの日程は、変わらないものの試合会場が変わることになりました。
オミクロン株の市内感染が発覚したNZは感染拡大を懸念して感染防止で大会を安全に開催できるようにするためにNZの6チームをクイーンズタウンに一ヶ所に集める事で少なくとも序盤の3~4週間はクイーンズタウン周辺での試合開催になるようです。
残念ながら今のところ無観客での開催になってしまい観客を入れて観戦できるかはコロナウイルスの感染状況しだいとなっています。開催されるだけでもありがたいのでTV観戦でラグビーを楽しむしかありません。
上記の動画は、2020年にモアナパシフィカが結成されてマオリオールブラックスと対戦した時にモアナパシフィカが試合前に披露したウォークライ(TAU KAUKAUWA)、サモア、トンガ、フィジーの3カ国を取り入れ迫力満点でした!
パシフィックの2チームが加わって歴史が変わったスーパーラグビー2022をお見逃しなく!