オールブラックスがワラビーズに相手に2連勝し伝統のあるブレディスローカップを19年連続で保持となりました。
私も生観戦に2試合行ったので現地の雰囲気を写真や動画を入れて紹介したいと思います。
※コロナウイルスの影響もあり今後の日程や開催地の変更もあったのでお知らせします。
ブレディスローカップとは?
ラグビーニュージーランド代表のオールブラックス(ABs)オーストラリア代表の(ワラビーズ)の伝統の一戦。
ワールドカップを省き両チームのすべての対戦にブレディスローカップがかかり1930年代から始まる歴史的なカップで毎試合熱戦が繰り広げられます。
オールブラックスが2003年にカップを奪取して以来現在までずっとニュージーランドが保持していて、今年は3試合ありワラビーズがカップを奪うには、2勝1敗か、1勝2引き分けしかなく勝ち越さないとカップを奪う事は出来ません。
※1勝1敗1引き分けになるとカップを保持していたほうが引き続き保持できる。

(写真真ん中が100キャップ目のA・スミス選手)
ブレディスローカップ① 8月7日
ラグビーの聖地でもあるEden Parkで行われたブレディスローカップ①
日本代表の宝でもある姫野和樹選手が今年所属したハイランダーズのチームメイトのアーロン・スミスが100キャップ目の試合でHakaも指揮してスタジアムが盛り上がっていました。
前半は、両チームともミスが多くなかなか試合を作れませんでしたが、後半に入るとABsがトライを重ねて25点差を付けて圧勝で試合を終えると思いきや、その後中だるみからか終盤にワラビーズに3トライを奪われ33-25の僅か8点差でABsが勝利したものの後味が悪い試合となりました。
2戦目の試合のHakaの動画
ブレディスローカップ② 8月14日
AUSのコロナウイルス拡大によりNZとAUSのトラベルバブルの停止の影響で日程と試合会場の変更となり2週連続でEden Park開催となったブレディスローカップ②
1戦目の終盤の追い上げて勢いが出てきているワラビーズは2戦目の勝利に自信ありのコメントが多く出て1986年以来Eden Parkの勝利が出来るか注目されていました。
試合が始まると1戦目より勢いが増したワラビーズがフィジカルバトルでガチンコ対決で見応えがありABsが3トライ、ワラビーズが2トライで21-15とABsが僅か6点差でハーフタイムで息をのむ展開となりました。
後半開始早々にABsの選手にイエローカードが出てワラビーズが数的有利になりゴール前の大チャンスで一気に逆転できる場面でしたが、まさかのミスでトライを奪えず。それどころか数的不利にもかかわらずABsがトライや50Mを超えるPG(ペナルティーゴール)を決めて突き放す展開に。
結局後半はABsがトライを重なて一方的な試合となり57-22で2連勝で勝ち越し決定で19年連続ブレディスローカップを保持することになりました。
ラグビーチャンピオンシップの日程と開催地変更へ
NZのコロナウイルスの拡大もあり日程と開催場所の変更があり、以前私が紹介した日程から変更になっております。
詳しくは以下のリンクのオールブラックスの公式サイトでご確認ください。
残念ながらNZでの残りのホームゲーム開催がキャンセルとなりオーストラリアでの開催となりました。