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東京オリンピックに向けてNZセブンス代表がAUセブンス代表と対戦

東京オリンピックに向けて

ュージーランド(NZ)とオーストラリア(AU)のトラベルバブルが開始されてSuper Rugby Trans-Tasmanが開幕。
それに続いてオリンピック種目でもあるSevens Rugby (7人制ラグビー)もトランスタスマンバブルを実施し、NZ7人制ラグビー代表とAU7人制ラグビー代表が東京オリンピックに向けて強化試合行いました。

いよいよ二か月を切った東京オリンピック

コロナウイルスの影響で一年延期となった東京オリンピックも開幕まで残り2か月を切りました。
現時点では開催の方向のようでオリンピックに向けて選手達も最終調整に入っている所でしょう。
7人制ラグビーもオリンピック競技であることから、オーストラリアとのトラベルバブルが開始され、Super Rugby Trans-Tasman開幕の翌週の5月21~23日の3日間オークランドで7人制ラグビーが行われました。

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コロナウイルス騒動後に7人制ラグビーの国際大会が中止になってから一年以上振りの国際試合になる事から、オリンピック前に他の国との試合が出来る機会を得たことで良い調整が出来る喜びがあったようです。

オークランドのクラブラグビーのチームの協力もあり金曜日と日曜日にGrammar TEC RFCのグランド、そして土曜日には、Super Rugby Trans-Tasmanのブルーズ対ワラタス(Eden Parkで開催)の試合の前後に、セブンスの試合も組み込み、オリンピック形式の1日2試合で行い、本番を想定した貴重な3日間になりました。

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試合結果は?

女子は、初日の金曜日は1勝1敗の五分でしたが、土曜日、日曜日はNZが4試合とも勝利して5勝1敗でNZが良い調整を見せた感じでした。
男子は、NZが6試合すべて勝利してこちらも良い調整でオリンピックに挑めそうです。

私は、Eden Parkにて行われたセブンスの試合も見ましたが、どの試合も前半はAUが押し気味で後半にNZが猛烈に追い上げて逆転すると言う試合でした。
オリンピックのメンバーが完全に決まっている訳ではないので、経験を積ませる為もあり色々な選手を使っていて前半苦戦している事が多かったように思えましたが、後半になると主力が出てきて流石のプレイでチームを引っ張り流れも引き寄せて逆転に成功すると言う展開になっていました。

6月は本当の最終調整

オークランドで3日間の貴重な試合経験を積んだNZとAUの7人制ラグビー代表のチームは6月には場所をオーストラリアに代え、セブンス王国とも呼ばれるくらい強いフィジー(2016年男子は金メダル)を入れて最終調整をする予定でその後日本に行くそうです。

ニュージーランドの男子の7人制ラグビーAll Blacks Sevens)は、前回の大会は金メダル候補ながらも、予選で日本に敗れる波乱もありメダル獲得ならずで東京オリンピックでは金メダルを獲得に向けて相当燃えていると思います。

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(2016年の大会では金メダルの女子オーストラリアセブンス)

一方のニュージーランド女子7人制ラグビー(Black Ferns Sevens)は、前回の大会で決勝でオーストラリアに敗れて銀メダルで、こちらも男子同様に東京オリンピックで金メダル獲得に必死でしょう。

男女アベック金メダルが取れそうなニュージーランドのセブンスラグビーに注目してみてください!

記者プロフィール

トミー

トミー

スポーツ、政治、投資、料理、お菓子作り等、幅広く興味を持っています。
体を壊した後は、後遺症と向き合い地道にリハビリの日々を重ねながらひっそりと暮らしています。
またフィールドに戻る事が目標。
 
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